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ダービー雑感 [競馬]

雨がいろいろ狂わせた気がします。アンライバルドも自分の馬券も府中の泥の中に沈みました。


東京10R 東京優駿(第76回日本ダービーJpn1:Japanese Derby) 芝2,400m
1:ロジユニヴァース      57横山典    2.33.7
2:リーチザクラウン       57武豊       4
3:アントニオバローズ     57角田      アタマ
4:ナカヤマフェスタ       57蛯名       1/2

朝のうち光も差してたので、稍重、もしかしたら良まで戻るかと思ってたのですが、午後に入ってから土砂降り。あっというまに不良馬場になりました。8R青嵐賞(古馬1000万)が芝2400で2分35秒台、伝統の一戦9Rむらさき賞(古馬1600m)が芝1800mで1分52秒台と、すでに通常よりも5秒近く遅い馬場。こうなると何がきてもおかしくありません。それでも、重適正も有りそうだし、上記2レースでは外が伸びてるので外引いた有利さもあるし、それがなくてもペーパー指名馬を買わないわけには行かないので(買ってこないのはしかたないが買わずにくるとダメージがでかいから)、アンライバルドから。ただし、予定の金額の半分以下。

スタート直後からジョーカプチーノが飛ばしていきますが、1000m通過59秒は今日の馬場では尋常じゃないハイペース。当然の如く大バテでラストの3Fは49秒。凄い競馬でした。藤岡騎手は直線でどんな気持ちだっただろうか。この馬だけ別の競馬をしてしまいました。
そんな1頭別次元の競馬をしたジョーは置いておくと、リーチザクラウンが逃げるような形に。追いきりもパドックでも状態も良く見え、復調していたのでしょう。今日の馬場だとやや早いペースでしょうが、直線に入っても頑張ります。コースロスなく回って逃げ込むか…と思ってたのですが、最内からロジユニヴァースが突っ込んで抜け出しました。前二頭を見ながらきっちり最後抜け出す完璧な競馬。こちらは追いきりもパドックの状態も良く見えなかったんですが、素晴らしいパフォーマンスを見せました。まさに復活の優勝。ロジユニヴァースは6年前のダービー馬ネオユニヴァースと親子制覇になります。そしてメジロライアンから19年、横山典がついにダービージョッキーの称号を手にしました。…が、淡々とした優勝インタビューだったのは意外でしたが。らしいといえばらしいけど。
3着は、我慢して最後脚を伸ばしたアントニオバローズ。角田はまくらずに良く我慢したと思います。好騎乗。ナカヤマフェスタは馬場もあったのでしょうか。最後良く追い込んできました。

アンライバルドは、追いきりは絶好、パドックでも落ち着いていてこれは勝てると思ってたのですが、予想外の惨敗。馬場も気にしていたようですが、スタート後かなり前に行きたがったり、気性の悪い部分が出たように見えました。これでは惨敗もやむなし。早いタイムの決着になったほうがよかったです。逆に、ロジユニヴァースは時計がかかる馬場のほうがいいのでしょうね。出来自体は皐月賞と変わらないし、これだけ強い競馬をするのは時計の問題としか思えない。高速決着になった皐月賞はタイムが早すぎて駄目だったけど、今日のような時計のかかる馬場では勝負強いのかもしれません。両ネオユニヴァース産駒で明暗を分けましたが、G1馬が二頭になったという意味では種牡馬ネオユニヴァースにとっては最良の結果だったかもしれません。


それにしても過半数の馬の上がり600mが40秒オーバーとか、2分33秒7という勝ち時計は、長く記憶に残るでしょうね。壮絶なレースでした。
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