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道央ぐだぐだ紀行(その2) [旅行]

旅行の続き。

【8月3日】深川→増毛→滝川→新得→夕張→札幌

乗り鉄の朝は早い。4時50分起きと今旅程で最も早く起きて早朝の深川駅へ。留萌本線を初電で乗り通します。

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キハ54系は、各地のローカル線で主流のキハ40系と比べ椅子がいいのが素晴らしいです。ただ、この列車の乗客は2名で、その1名もすぐに降りてしまったので、途中の留萌まで私一人になってしまいました。

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途中の留萌駅で20分ほど停車時間が在り、駅の蕎麦屋があいていれば有名なにしんそばでもと思いましたが残念ながらまだ開いておらず、駅弁も受注生産とのこと。名残惜しいのですが、そのまま先へ。留萌を過ぎると日本海の海が車窓に広がります。晴れていていい眺めでした。そして、終点の増毛駅に到着。小さな駅舎のみのこじんまりとした、いかにもローカル線の終着駅という感じでした。貨物輸送華やかなりし頃は、今はあいているところに貨車の止まるスペースがあってもっと賑やかだったんでしょうけども。

なお、昨日付でJR北海道から留萌本線の留萌~増毛間の再来年の廃止が発表されました。早朝かつ学校が休みの時期とはいえ、旅行客を除いた乗客がほとんどいない状況を見ると保守のコスト等まで考えるとやむを得ないのかなあと思います。その旅行客も数人では支えようもありませんしね。そしてこういう理由で廃止となると、後述する日高本線の存続も厳しいのかなあと思いますね。

増毛駅が廃止になると、半家→増毛という珍名駅ネタができなくなるのが残念です(https://twitter.com/defi_stable/status/627970091116687360)。4年かけて辿り着いたのにw。そういやその時の四国旅行の記事をアップしてませんでしたね…。


さて、きた道を戻って深川へ。そして特急で一区間移動して滝川。ここからは、根室本線の未乗区間である滝川→新得間を乗りつぶし。乗る列車は一部乗り鉄には有名なこの列車。

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方向板の説明書きにある通り、日本で運行時間の最も長い普通列車です。滝川から釧路まで実に約9時間。一昔前には20時間掛けて下関から福知山まで走る山陰線の長距離普通列車を筆頭にたくさんありましたが、今となってはすっかり希少な存在となりました。
で、こんな酔狂な列車に乗る人も少なかろうと思ってたのですが、なんと満席で立ち客も出てまして驚きました。でかい荷物持った客が多く、それらの客は結果的には途中の富良野で降りて行きましたが、ヘタしたら新得まで3時間立席かと。まあ、隙間を見つけて何とか座れはしましたが。

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途中の落合駅。こういう何もない駅と、彼方に消えていく線路というようなローカル線の光景が好きです。北海道の路線は原野を切り開いたような路線が多いので、本州では見られない光景が多くて車窓を見ていて飽きません。

そうこうしているうちに新得に到着。列車はさらに3分の2の旅程を残していますが自分はお別れして、新得そばを食べに。

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駅前の蕎麦屋で。少し太めの麺ですがつるつるして美味しかったです。また、地鶏天ぷらも味が濃厚でよかったです。

このあとは、新夕張で乗り継いで夕張へ。

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苦境に立つ夕張に少しでもお金を落としていこうかと思ったのですが、折り返しの電車が出るまで8分しかないため飲み物だけ買って撤収。いろはすハスカップ味、多分東京にはないと思ったので買ってみました。

その後、札幌まで普通列車を乗り継いでもどってきました。夜はラーメンで締め、ホテルに戻ったあと荷物をおいてディノスノルベサとアドアーズ狸小路でQMAしたり音ゲーしたりで2日目は終了となりました。

(続く)

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