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オークス雑感 [競馬]

桜花賞のときに書いたとおり、ほぼデアリングタクトだろうと思ってはいましたが、そうは言っても1番人気はあまり食指が動かないので、結局思い入れのあるミヤマザクラに。実力はあると思いますが、個人的には距離に不安があって自信はありませんでした。

レースはスマイルカナの逃げ。やや離れてウインマリリンやクラヴァシュドールなどが追いかける展開。1000m通過は59秒8。今日はマイルの1勝クラスで1分31秒6が出るなど速い馬場でしたので、まあ標準的なペースでしょう。このまま流れるのかと思いましたが、ここから思いがけずペースががっくり落ち、1600mは98秒0。こうなると前有利の展開。内から満を持してウインマリリンが抜け出すとそのまま逃げ込み体勢を作ります。

残り300くらいからようやく追込勢が伸びてきます。デアリングタクトは一旦外に出すも前が壁、あわてて内に切り替えるとようやく狭い間を抜け出せました。抜け出してからは桜花賞でも発揮した決め手を出して一気に前との差を詰めていきます。残り50mを切ったところでようやく捉えて優勝。63年ぶりの無敗の2冠馬の誕生となりました。

デアリングタクトの直線の動きは褒められたものではなく、馬群を抜ける際もマジックキャッスルとの位置関係次第では降着の可能性もあったと思いますが、馬の実力は抜けていました。スピードスタミナともこの世代では一枚上でしょう。ジョッキーは要反省と思いますが、無事ならば三冠の可能性も高そうです。ウインマリリンは完璧な騎乗でした。優勝まであと少しでしたが、相手を褒めるべきですかね。ただ、騎乗停止で乗れなかった息子に手本と悔いと教訓を与える2着でした。ウインマイティーも和田の好騎乗と言っていいと思います。

デゼルはどうしたんですかね。スタートイマイチから終始後方のままとなってしまいました。ミヤマザクラは手応えもあって上位に来れるんじゃないかと見てたんですが伸びず7着。騎手のコメントが残ってないからなんとも言えませんが、やっぱり距離ですかね…。


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