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阪神ジュベナイルフィリーズ・香港国際競馬雑感 [競馬]

・阪神JF

前に行きそうな馬が多かったので多分ハイペース、そうすると中団より後ろあたりで決め手のありそうな馬がよさそう、ということで持ちタイムもあるジェラルディーナから。まあ、立ち遅れて最後方から行かれるとは思いませんでしたが…。結果を先に書くと7着で上がりは2番目のタイム。そこまでくるとは道中では思ってませんでした。もう少し距離があったほうが良さそうな気がしますが、能力はあると思います。いずれ走ってくるでしょう。

レースはヨカヨカが逃げポールネイロンが2番手。前半800m通過が46秒8とそれほど速いわけではないですが、ポールネイロンがしんがりに沈んでいるところを見ると連続開催で馬場が傷んでいる状況からするとハイペースだったのかもしれません。直線ではそれでもヨカヨカが踏ん張ります。これに襲いかかってきたのは、まず出遅れて後方から追い込んできていたメイケイエール。しかし突き抜けるほどの脚はなく、続いてヨカヨカを見る位置で脚をためていたソダシが抜け出してきます。ただ、これも決定的に抜け出せたわけではなく、さらに内の狭いところから一気にサトノレイナスが出てきます。脚色は断然でこれで決まったかと思われましたが、ちょうどゴール板あたりではクビの上げ下げの勝負に。写真判定はちょうどクビを下げた位置だったソダシがわずかに前に出ていて先着、優勝となりました。

あと一完歩あれば逆転していたと思いますが、あのタイミングでクビの上げ下げで勝つあたり、運を持っていますね。サトノと金子真人HDの馬主力の差とも言えるかもしれませんが。数々の肩書付き優勝の持ち主である金子真人氏に「白毛馬でG1勝利」という新たな勲章を加えることになりました。ただ、前に行った分苦しかったという要素はあるでしょうが、直線の脚色の違いを見ると先々はサトノレイナスかなという印象です。メイケイエールは武豊があえて出遅れたというような観測も出てましたが本当ですかね…。だとしたら作戦としては失敗ですし、単なる出遅れだとしたらそれはそれで大失敗でしょう。


・香港

スプリントはダノンスマッシュが優勝。正直グランアレグリア連れて行ってどうかと思っていたので、ダノンスマッシュが勝てるとは思っていませんでした。ロードカナロアとの親子制覇になりましたが、よほど血が香港に合うんですかね……。ムーアが上手く乗ったというのももちろんあるのでしょうが、今日は先行から抜け出す堂々たる競馬でした。いままで国内で勝てなかったG1のタイトルを世界最高峰の香港のスプリントで取ってしまうとは、競馬は難しい。

マイルは10連勝中の香港馬ゴールデンシックスティが圧勝しました。この内容なら世界のどこに出ていっても勝ち負けでしょう。アドマイヤマーズは昨年のようなひと押しが効かず。馬券的にはゴールデンとアドマイヤの一騎打ちと思っていたので、2着は確保してほしかったですね……。

カップは抜け出すウインブライトを外からノームコアがねじ伏せて日本馬がワンツー。前走は逃げて沈んだノームコアですが今日は中団から。差す形なら日本より少しスタミナを要する香港でも距離の問題はないのでしょうね。個人的には地元馬のフローレに期待していましたが、直線はさほど伸びず。マジカルは3着まで来ましたが勝敗が決してからの追い込み。香港のこの距離では日本馬の独壇場と言えそうです。



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