SSブログ

ジャパンカップ雑感 [競馬]

馬券としては面白くないのでイクイノックスが負ける展開を色々想定しましたが、唯一ありそうな内枠で包まれるというのもパンサラッサの出走でバラけそうで実現しづらく、これではもうどうしようもないだろうということでイクイノックスが本命でした。ひねる点はリバティアイランドが距離どうかなというくらいでしたので、そこくらい。

レースは予想通りパンサラッサが大逃げし1000m57秒4のハイペース。ただまあ、この馬は1頭別の競馬をしているので言い方は悪いですが全体の流れとしては無視する形になったのではないでしょうか。2番手のタイトルホルダーは61秒3くらいで1000mを通過、それを3番手でイクイノックスが追走しリバティアイランドとスターズオンアースがその後ろ、ドウデュースは6番手くらい。

3角くらいから徐々に前との差を詰め始め、4角でタイトルホルダーを交わすと、もうイクイノックスの独擅場になりました。後ろから追う馬もなく悠々と差を広げてゴール。2着争いは無理してイクイノックスを追わなかったリバティアイランドが前で粘り、スターズオンアースの追撃をしのぎました。ドウデュースは追ってきましたが4着まで。タイトルホルダーはバテきらずに5着に残りました。後方から足を伸ばしたもののダノンベルーガは6着まで。パンサラッサは12着。

スターズオンアースに対して2キロもらったからというのはあるかもしれませんが、それでもリバティアイランドは自分が思っていたよりも強かったです。一段の成長があれば、来年はこの中距離戦線では負けないのではないでしょうか。スターズオンアースも休み明けでもしっかり仕上がってましたし、来年も引き続きマイルから中距離で活躍できそう。ドウデュースも復活の兆しが見えてきました。

イクイノックスは理想的な展開だったのではないかと思います。包まれずに先行しなんの障害もなく力を出し切れば相手になる馬はいませんでした。操縦性と決め手を兼ね備えた文句のつけようのない内容だったと思います。まあ意地悪な言い方をすれば今回は1000m61秒台のスローペースを2番手から誰にも競られることなく抜け出しただけ(もちろん上がりはすごいタイムだけど)のレースですが、パンサラッサの大逃げがとてつもない勝ち方のように演出し飾りをつけてくれたようにも見えます。個人的には前走の天皇賞のほうがすごい競馬をしたように思いますが、語り継がれていくレースになるのはこちらになるのでしょうか。


ルメールやキムテツのコメントを聞く限りはっきりとは言わないもののこれで引退なのではないかと思いますが、どうなのでしょうか。有馬記念でも見てみたいと個人的には思います。


コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。