競馬ニュース雑感(6/12)

今日はQMAはプレーなしでした。

・2019年度顕彰馬選定記者投票の結果について

G1を7勝、通算最高獲得賞金更新、馬主や騎手込みとはいえ競馬サークル外にもファン層を広げたキタサンブラックが一発ツモで殿堂入りできないとは思いませんでした。なんか毎年のように書いたりつぶやいたりしているような気がしますが、やっぱり今の記者投票は欠陥です。

まだ各記者の投票の詳細は公開されていませんが、今回のキタサンブラックは満票193票中140票が投じられています。1名の記者が4頭まで投票できるのですが、53人がキタサンブラックは5番手以下、あるいは顕彰馬に値しないとしているわけです。これらの人たちが他に何に入れたかは現時点ではわかりませんが流石におかしいと思わないんでしょうか。

顕彰馬の選出制度は変えるべきで何度か書いているように個人的には顕彰馬はもっと増やしていいと考えていて、G1を4勝以上した馬と、3勝でも三冠馬（スティルインラブとか）とか秋G1の三連勝（ゼンノロブロイとか）は記者投票を経ずに殿堂入りさせ、そこに足りないけど繁殖成績のいい馬（エアグルーヴとかベガとかステイゴールドなど）、競走成績の目覚ましい馬（サイレンススズカなど）を投票や識者の推薦で追加するというような感じでいいと思うんですけどね。競馬博物館のスペースが足りないなら増設すればいいんですよ。