濃尾三州ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]
夏休みの予定が立たず旅行できるか微妙な感じになっていたので、1泊2日くらいでどっか行こうかと考えていました。その中の計画の一つになります。
【7月16日】東京→愛知環状鉄道→リニモ→明智鉄道→長良川鉄道→関
愛知岐阜には3社鉄印があるので、それをまとめて取りつつ少し観光とかもできればということで計画を立てました。そのため、東京駅で駅弁を買って新幹線に乗車。豊橋停車のひかりで出発です。
今回の駅弁はやまゆり牛しぐれ煮弁当。神奈川のブランド牛とのことですが、甘めの味付けの牛肉が美味しかったです。
さて今回はJR東海&16私鉄乗り鉄たびきっぷを使いました。JR東海だけでなく近鉄名鉄名古屋地下鉄以外の私鉄もほぼ網羅されており非常に使い勝手のいい切符です。これを豊橋で買ってスタートです。
え、熱海じゃないのかって?
そう、熱海からフリー区間なのでこだまで熱海まで行ってきっぷを買うと豊橋まで新幹線で来て買うより3000円ほど安くなるのですが、1時間強ほど豊橋着が早くなるのでこうしました。まあ、このくらいの値段差なら1時間を買うほうがいいかなと。
まずは岡崎に移動してここから愛知環状鉄道へ。最初は八草まで乗りました。愛知環状鉄道は国鉄赤字83線に分類された岡多線が元なのですが、当時は全線開通しておらず、移管後に全線開通すると沿線の豊田市にあるトヨタ関連企業への通勤需要で黒字転換しています。特急の短絡線となってやはり黒字転換している伊勢鉄道と並んで当時の3セク移管への批判はいまでもあるのですが、JR東海が参宮線や名松線を見捨てないのは、東海道新幹線で潤っているからというだけではなくこのあたりの需要を見極められなかった反省なのかもしれません。
沿線風景は都市郊外線のものです。関東だと両毛線とかが近いでしょうか。
続いては八草で乗り換えてリニモに乗車。現在日本で営業している唯一の浮上式鉄道です。乗り心地としてはゆりかもめに似た感じですが、あれよりも揺れず少し早い印象です。高架から見渡す景色もなかなかでした。
万博跡地にあるモリコロパークにかなり人出があるようでした。関東にいるとそのあたりの盛り上がりはよく分からなかったのですが、いまでも集客はかなりあるようですね。
乗り通したあと、長久手古戦場駅で降りて古戦場公園を見てきました。ここの時間を作るために熱海で切符を買わなかったようなものです。郷土資料室では当時の甲冑などの展示をみて、その後池田親子や森武蔵の戦没碑などを参拝してきました。なお森武蔵は戦国DQN四天王などと某所で言われるアレな武将の代表格ですが、説明文は無難なものでした。まあ、包み隠さずは書けないですからね。
その後八草まで戻り、愛知環状鉄道を高蔵寺まで乗り通し、中央本線に乗り換えて恵那まで移動したところで昼食。
和洋亭ますきの飛騨牛入りハンバーグ定食。どのくらい飛騨牛が入っているのかわかりませんが、美味しかったです。
恵那で乗り換えて明智鉄道へ乗車。水運に変わるものとして鉄道が導入された経緯があるからなのかローカル線は川に沿って進むものが多いのですが、明智鉄道はそういう場所は少なく、ちょっとめずらしい印象を持ちました。終点の明智駅まで乗り通して鉄印を入手。
そして明知といえば日本大正村。当時の文物とか落ち着いた町並みとかゆっくり見て言ってもいいかなと思えるものでしたが、この日の旅程はまだ先があったので、折返しまでの45分ほどで足早に見てわらじもちとお土産だけ買って撤収しました。
ちなみに明知(明智)は近年は謎に包まれている明智光秀の出生地の有力地になっていますが(昔は毛仮託と言われていた)、3年前の麒麟がくるでは格好の良い主役だった一方で、どうする家康では近年の光秀としては珍しく悪役に描かれており、あまり積極的に今回の大河を推してはいないようでした。まあしゃあない。
このあと恵那に戻り、多治見→美濃太田と移動して長良川鉄道へ。
美濃太田で乗り換えに1時間あったためなにか食事できればと思ったのですが、駅前にはあまり空いている店がなかったので、しばらく街を歩いたあとそのまま移動することにしました。ゲーセンもあるのですが(8年前に来た)、歩いて30分かかるので今日は断念。
この日は関に宿を取っていましたので、関駅へ移動。鉄印を入手(29社目)したあとホテルに移動して就寝…の前に食事に行ってきました。
近くの飲み屋が満席だったためグーグルマップを適当に眺めていて目についた鰻屋に行ってみたのですが、あるべき場所に特になにもなく。引き返そうとしたところ看板があり要予約とのこと。遅い時間だったのでダメ元で電話したところOKとのことなので、看板の示す方向に行くと民家が一軒。ここでいいのか不安だったもののチャイムを鳴らしたところ店主が現れ案内してくれました。
居間に。
暫く待つとうな丼が出てきました。腹減っていたのでつい手をつけてしまい画像を残していませんが、美味しかったです。その後出てきた自家製のはちみつも濃厚でした。この店舗と合わせて一見の価値はあると思います。
この日はここまで。翌日に続きます。
【7月16日】東京→愛知環状鉄道→リニモ→明智鉄道→長良川鉄道→関
愛知岐阜には3社鉄印があるので、それをまとめて取りつつ少し観光とかもできればということで計画を立てました。そのため、東京駅で駅弁を買って新幹線に乗車。豊橋停車のひかりで出発です。
今回の駅弁はやまゆり牛しぐれ煮弁当。神奈川のブランド牛とのことですが、甘めの味付けの牛肉が美味しかったです。
さて今回はJR東海&16私鉄乗り鉄たびきっぷを使いました。JR東海だけでなく近鉄名鉄名古屋地下鉄以外の私鉄もほぼ網羅されており非常に使い勝手のいい切符です。これを豊橋で買ってスタートです。
え、熱海じゃないのかって?
そう、熱海からフリー区間なのでこだまで熱海まで行ってきっぷを買うと豊橋まで新幹線で来て買うより3000円ほど安くなるのですが、1時間強ほど豊橋着が早くなるのでこうしました。まあ、このくらいの値段差なら1時間を買うほうがいいかなと。
まずは岡崎に移動してここから愛知環状鉄道へ。最初は八草まで乗りました。愛知環状鉄道は国鉄赤字83線に分類された岡多線が元なのですが、当時は全線開通しておらず、移管後に全線開通すると沿線の豊田市にあるトヨタ関連企業への通勤需要で黒字転換しています。特急の短絡線となってやはり黒字転換している伊勢鉄道と並んで当時の3セク移管への批判はいまでもあるのですが、JR東海が参宮線や名松線を見捨てないのは、東海道新幹線で潤っているからというだけではなくこのあたりの需要を見極められなかった反省なのかもしれません。
沿線風景は都市郊外線のものです。関東だと両毛線とかが近いでしょうか。
続いては八草で乗り換えてリニモに乗車。現在日本で営業している唯一の浮上式鉄道です。乗り心地としてはゆりかもめに似た感じですが、あれよりも揺れず少し早い印象です。高架から見渡す景色もなかなかでした。
万博跡地にあるモリコロパークにかなり人出があるようでした。関東にいるとそのあたりの盛り上がりはよく分からなかったのですが、いまでも集客はかなりあるようですね。
乗り通したあと、長久手古戦場駅で降りて古戦場公園を見てきました。ここの時間を作るために熱海で切符を買わなかったようなものです。郷土資料室では当時の甲冑などの展示をみて、その後池田親子や森武蔵の戦没碑などを参拝してきました。なお森武蔵は戦国DQN四天王などと某所で言われるアレな武将の代表格ですが、説明文は無難なものでした。まあ、包み隠さずは書けないですからね。
その後八草まで戻り、愛知環状鉄道を高蔵寺まで乗り通し、中央本線に乗り換えて恵那まで移動したところで昼食。
和洋亭ますきの飛騨牛入りハンバーグ定食。どのくらい飛騨牛が入っているのかわかりませんが、美味しかったです。
恵那で乗り換えて明智鉄道へ乗車。水運に変わるものとして鉄道が導入された経緯があるからなのかローカル線は川に沿って進むものが多いのですが、明智鉄道はそういう場所は少なく、ちょっとめずらしい印象を持ちました。終点の明智駅まで乗り通して鉄印を入手。
そして明知といえば日本大正村。当時の文物とか落ち着いた町並みとかゆっくり見て言ってもいいかなと思えるものでしたが、この日の旅程はまだ先があったので、折返しまでの45分ほどで足早に見てわらじもちとお土産だけ買って撤収しました。
ちなみに明知(明智)は近年は謎に包まれている明智光秀の出生地の有力地になっていますが(昔は毛仮託と言われていた)、3年前の麒麟がくるでは格好の良い主役だった一方で、どうする家康では近年の光秀としては珍しく悪役に描かれており、あまり積極的に今回の大河を推してはいないようでした。まあしゃあない。
このあと恵那に戻り、多治見→美濃太田と移動して長良川鉄道へ。
美濃太田で乗り換えに1時間あったためなにか食事できればと思ったのですが、駅前にはあまり空いている店がなかったので、しばらく街を歩いたあとそのまま移動することにしました。ゲーセンもあるのですが(8年前に来た)、歩いて30分かかるので今日は断念。
この日は関に宿を取っていましたので、関駅へ移動。鉄印を入手(29社目)したあとホテルに移動して就寝…の前に食事に行ってきました。
近くの飲み屋が満席だったためグーグルマップを適当に眺めていて目についた鰻屋に行ってみたのですが、あるべき場所に特になにもなく。引き返そうとしたところ看板があり要予約とのこと。遅い時間だったのでダメ元で電話したところOKとのことなので、看板の示す方向に行くと民家が一軒。ここでいいのか不安だったもののチャイムを鳴らしたところ店主が現れ案内してくれました。
居間に。
暫く待つとうな丼が出てきました。腹減っていたのでつい手をつけてしまい画像を残していませんが、美味しかったです。その後出てきた自家製のはちみつも濃厚でした。この店舗と合わせて一見の価値はあると思います。
この日はここまで。翌日に続きます。
2023-08-13 18:30
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