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競馬ニュース雑感(1/19) [競馬]

2005年ワールドサラブレッドレースホースランキング発表

2005年度のワールドサラブレンドランキングと、JPNサラブレッドランキングが発表されました。まあ、海外のほうは妥当性云々を語れるほど向こうの普段のレートのつけ方がわからないのでおいときます。それでもBCクラシックの1着セイントリアムSaint Liamが125で、が前年のゴーストザッパーGhostzapperに比べて5ポイント落としてるのはなんとなくわかるんだけど、凱旋門賞1着のハリケーンランHurricane Runが130で前年のバゴBagoより5ポイント高いのはちょっと良くわからない。BCターフの結果から欧州優位のレートになったということでしょうか。

日本のランキングですが、ちょっと意外だったのはディープインパクトが1位になったことでしょうか。というのも、毎週発表されているレートではハーツクライのMAXがJCの123、ディープインパクトのMAXが有馬記念の121だったからで、おそらくこのまま行くだろうと思っていたのです。ところが最終的に出たレートはディープ124、ハーツ122となりました。しかもディープの124は東京優駿(日本ダービー)で記録したことになっています。

(主な中距離G1の優勝馬の、当初と最終レートの比較)
東京優駿 119→124
宝塚記念 115→117
JC     124→123
有馬    122→122

もちろん、最終レートは協議の上変更になるのが普通なのでいいのですが、ダービーのレートを5ポイント(上半期最終と比べて4ポイント)も引き上げる要因があったのかなと。スポーツ新聞なんかではシックスセンスの香港ヴァーズ2着で評価が高まり云々という話になってるんだけど、JCとくらべてさらに高いというのはちょっとやりすぎじゃないのかなあと。
上の例だと宝塚の場合は2~4着馬が後にさらに高いレートをとっているので多少上方修正でいいと思うんですが、ダービーはインティライミの故障はあるにせよ、そこまででもないですし。シックスセンスの香港の結果だけでダービーのレース全体をここまで評価するのはどうなのでしょう。
自分がハーツクライが好きなので引っかかるだけなのかもしれないんですが、アルカセットAlkaasedが欧州でそれほど実績を残していないのでJCがレコードの割りに評価されなかったのと、何よりディープを1位にしようとするJRAハンディキャッパーの説得があったのかなあと思います。ディープインパクトが年間1位ということにはさほど不満はないのですが、他のレースと比べてダービーだけ突出して高い評価を与えられていることに不整合を感じるというか違和感を感じた次第です。

(まあ、シーザリオは快挙とはいえ120(セックスアローワンスを加えると124)といわれると、これも高すぎる気がします。欧米のレースに比べ日本のレースは、パート2のためかJRAが控えめなのか、やや押さえ気味にレーティングされているとも思うので、高くなるように主張するのはいいことだとは思います。アローワンス加えるとシーザリオがディープより上というのも避けたかったんだろうなあ。)


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