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福岡ぐだぐだ紀行~競馬編~ [旅行]

13日に熊本・荒尾競馬に行ってきました。熊本といっても、荒尾は熊本・福岡の県境にあり、実質的には福岡県大牟田市に近いところにあります。大牟田は、三池炭鉱の近くで石炭とともに栄えた街です。競馬もそういった人々に支えられてきたのでしょう。

大牟田からバスで行くつもりだったのですが、ゲーセンで長居しすぎて遅れたようでタクシーで競馬場へ。1200円くらいだったので、まあいいでしょう。

写真はないのですが、特観席から見るとバックストレートの向こうに有明海と高い山(雲仙?)が見えます。この日は曇っていていまいちでしたが、晴れていれば、これは、各地の競馬場の中でも特級の眺めだろうと思います。ダイヤモンドターンみたいな施設を作って、客を呼べないかなと思うのは安易でしょうが、うまく使えないものかと思います。

パドックは、手書きの黒板で。まあ、電光掲示板でやってるのなんて南関東と盛岡・園田?くらいですが。

施設は全体的に古めですが汚いということはなく、トイレにウォシュレット付きの洋式便所があるなど、かなり気を使って整備しているようには見えました。こういう部分は悪くないです。また、食品もいわゆるギャンブル食品もありますが、スタンドにはパスタやハンバーグを出すような食堂もあり、似たような境遇にある競馬場よりはバリエーションがあると思います。凄く旨い名物というのはなくても、選択肢が豊富なのは良い点です。

ダービーのスペルが違うのがご愛嬌。

馬券は全く当たりませんでした。展開で予想するのが自分のやり方なんで、クラスも過去のレースっぷりもいまいちわからない地方では、あたることのほうが珍しいです。ま、でも勝ちに来ているわけではないので、これはこれでいいです。
ただ、肝心のレースは準メイン(オープン特別)、メイン(九州ジュニアグランプリ)以外は全て7頭立て。メインも8頭。荒れることも少なく、3連単があってもレースとしてはやや退屈なものが多かったです。レース数の確保とか理由はあるのでしょうが、もう少しなんとかならないのでしょうか。この日もメインと最終の間に盛岡のレースを発売してましたが、せめてクロス発売をもうひとつ増やしてC級の平場をひとつ減らしてでも頭数を増やしたほうがいいんじゃないでしょうかね。まあ、馬主等の関係者は嫌がるかもしれませんが…。レースとしてつまらないと中央や競輪(久留米とか)、競艇(大村とか)との競合の中で埋没していくだけでしょう。

まあ、根本的には大牟田や荒尾という街自体が寂れてきているというのもありますけどね。どこの地方競馬もそうですが地元経済の落ち込みと競馬の売り上げ減は連動しているでしょうし。だからこそ熊本や博多から客を呼ぶような施策が欲しいですね。眺めのよさと競馬を上手く使って盛り上げて欲しいと思います。


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