富士・はやぶさ廃止

昨日発の列車を持って、寝台特急富士・はやぶさが廃止となりました。これで東京駅発のブルートレインはすべてなくなります（寝台特急自体はまだサンライズがあるけど）。ダイヤ改正に際して買った時刻表をぱらぱらめくってみて、東海道線のところに長年見慣れた列車がないというのは思ってたよりさびしいものです。日本で最長距離を走破する特急だった富士とはやぶさは特急電車の王様みたいなもので、鉄道好きの子供のころの憧れの列車でした。

子供のころの夢、ということでいえば昨年11月で引退となった新幹線の0系とかもそうなのですけど、新幹線は社会人になってからは完全に移動手段として日常的なものになってしまったので、あまり感傷的にはならなかったんですよね。でも、普段乗らない寝台特急の場合は、濃厚に子供のころの思いみたいなものが残っているのでしょうね。

まあ、一般人から見ればそれなりの鉄オタである自分ですらめったに乗らないわけだから、廃止になるのは仕方ないのですが。さびしい、残して欲しいと思った人は機会があれば現存の寝台特急に乗ってあげて欲しいと思います。自分もなるべく乗っておきたいと思ってます。



（写真は07年10月に乗ったときのもの。上り富士。門司駅にて。）

コメント 1

ニュースでも見ましたが、さびしい話ですね…

あまり鉄道関係には詳しくないのですが
父親が国鉄の機関士だった事もあってか、
こういう話には人一倍弱い自分がいます。
by MYA (2009-03-15 03:09)