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第92回凱旋門賞 [競馬]

勝ったのは今年唯一の3歳牝馬トレヴTreve、オルフェーヴルは2着、キズナは4着でした。残念ですが、去年のようなもったいないという感情があまりわかないのは、昨年はほぼ勝ちかけたところからの逆転負けでしたが、今年は言い訳の出来ない完敗だったからというところです。

関係者のコメントやラップなど、細かい情報をみたあとで明日改めて雑感を書きます。

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【追記10/08】
オルフェーヴルは前走と同様に先行して内につけるつもりなのかと思っていたのですが、スタートで先行できず後方の馬群の中へ。キズナはその外につけ、トレヴはそれを見る位置に。その他の有力馬はもう少し前に。思えば、トレヴはこの位置が取れていた時点で勝負は決していたのかもしれません。
フォルスストレートまでは馬群にほとんど動きはありませんでしたが、トレヴがここで仕掛けて前へ。キズナもこれを見る形で上がっていきます。この時、二頭に塞がれる形でオルフェーヴルは外に出られず。ややスムースさを欠きます。果たして大丈夫なのか。
直線に入ると、トレヴがあっさりと他馬を引き離していきます。キズナは追いすがりますがアンテロとの2番手争い。そこにようやく馬群を割ったオルフェーヴルが追い込んできますが、2頭を交わすのが精一杯で5馬身前のトレヴの勝利を見届ける形に。トレヴは5戦無敗での凱旋門賞制覇となりました。

オルフェーヴルは馬群から抜け出るのに手間取りましたが、抜けだしてからはきっちり脚を使いました。ただ、昨年ほどの出来にはなかったか、あるいは衰えもあったのか。それでも力はみせつけたと思います。キズナは、ユタカは今回はミスなく乗りましたが、現時点での力の差か。それでもアウェーで英国のダービー馬を負かしたわけで、健闘の4着。ユタカがオルフェーヴルの進路を塞いだことに批判も見られましたけど、もともと共闘しているわけでもないですし、オルフェーヴルに勝てれば優勝の可能性も高かったので、当然の戦法だったと思います。

展開、斤量などの要素もあるとは思いますが、それでも5馬身の差は埋めがたいでしょう。ちょっと相手が強すぎたとしかいいようがありません。仏オークスの大レコードは伊達ではなかった。歴史的な名牝と言われる可能性のある圧勝ぶりでした。とはいえフジの中継がお通夜状態だったように世界に届かなかったというような悲観する必要のあるレースだったわけではなく、オルフェーヴルにしろキズナにしろ、アンテロを除けば牡馬クラシックやチャンピオンシップ路線で勝ち負けしてきた馬を退けているわけで、日本のトップクラスの馬が欧州でも十分強いことは証明しました。ただ、やはり1着だけが日本の競馬にとっての区切りとしてほしかったという思いはあります。それは来年以降に持ち越しとなりました。

日本馬による勝利は目に見えるところまで来ているので、いつかは勝つとは思いますが、果たしていつになるのでしょうか。

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