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有馬記念雑感 [競馬]

12時過ぎに中山競馬場着いて例年より人多いなと感じたのですが、今日の中山の入場者は127000人強ということで、昨年よりも10%ほどアップ。ただ、5%という数字の印象よりも多く感じられました。売上も前年比107%の416億円と400億円台を回復。JRAの売上もようやく底を打って持ち直しつつある印象です。

自分の本命はワンアンドオンリーでした。追い切りも良好かつ馬体も絶好に見えました。来年2月に引退の迫る橋口師が懇親に仕上げたように見えました。結果的には9着ですが、0秒5差だしひどい競馬ではなかったと思います。ただまあ、今日の出来でこの着順ならもうこの辺りが限界かなあとも。

レースはキタサンブラックがハナを取ってスロー。1000m通過が62秒4というのはちょっと遅いですかね。リアファルとマリアライトが追いますが仕掛けることもなく淡々と進む中、向こう正面でゴールドシップが大まくりを仕掛けます。タイムもそんなに早くならなそうだし、もしかしたら大まくりが決まるのかと真剣に考えましたが4角手前で失速して8着。これが現状なのでしょうが、見せ場は作りました。本当にお疲れ様でした。
直線手前で2番手で追いかけていたリアファルが失速、キタサンブラックが逃げるところにマリアライトが迫り一瞬突き抜けるかと思いましたが、その外からゴールドアクター、更に外からサウンドオブアースが伸びてきて交わしました。この二頭の争いはゴールドアクターが僅かに先着で決着。逃げて踏ん張っていたキタサンブラックはマリアライトを最後まで抑えきって3着でした。
ゴールドアクターは前にキタサンブラックやリアファルを見ながらぬけ出すタイミングをしっかり図っていました。吉田隼人の好騎乗。なかなかG1に手が届きませんでしたがついに初制覇となりました。一方、サウンズオブアースはリアファルが故障で下がっていった影響を少し受けました。クビ差はその辺りの運不運が明暗を分けた形かと思います。キタサンブラックは上手くペースを作って3着。マリアライトも外枠から蛯名が上手くレースを進めて見せ場がありました。ラブリーデイはサウンドオブアースと同じような位置にいましたが伸び切れず。疲れもあったかもしれませんね。

それにしてもスクリーンヒーロー産駒の活躍は素晴らしいですね。モーリスが今年6戦6勝、そしてゴールドアクターが4戦4勝。この2頭で10勝の大暴れです。この活躍で来年は種付け料も大幅に引き上げられるため、相手の繁殖牝馬も質量ともに揃う感じなると思われます。数年後大量に産駒がデビューするときにどのような結果を残すか、今から楽しみです。

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