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ドバイミーティング・高松宮記念雑感 [競馬]

・ドバイミーティング

日本馬が多数参戦したわけですが、まずUAEダービーでラニが優勝。7頭立てで日本馬は重賞勝ちがあるわけでもない3頭、ドバイ勢もさほどの実績馬がないといささかレベルに懸念のあるメンツではありますが、ラニはしんがりから道中でまくって押しきるなど味のある内容。流石は武豊でした。父はTapitで馬場にも適性はあったのでしょう。このあとはケンタッキーダービーへ行くようですが通用するでしょうか。
それにしてもこの優勝で120万ドルですからねえ。3歳ダートの上位層に適当なレースのない時期、しかもリスクの少ない招待競走なので今後遠征馬が続出しそうです。
ドバイターフのリアルスティールは2番手からあっさり抜け出し。向こうの馬場も良かったしムーアの騎乗も上手かったです。G1に今まで勝てなかったのは別に福永だけが悪いわけではないのでしょうが、そう言われても仕方のない結果ではありました。
シーマクラシックのドゥラメンテは2着。直前に落鉄しそのまま出走したようで、直線内に刺さって伸びを欠いたのはその影響もあったかもしれません。ただ、勝ったポストポンドはよく伸びていたので、まともでも届いていなかったかもしれませんね。ラストインパクトは健闘、昨年の3着から5着に後退したワンアンドオンリーは、出来は悪くないように見えましたが、あのあたりが今の限界なのでしょう。
寝てしまったのでリアルタイムで見れなかったワールドカップ。ホッコータルマエは9着でした。目下の状態以前にあちらのダート馬場に適性が合っていないということなのでしょう。


・高松宮記念

昨日、そして今日と中京競馬場は条件戦でレコードが出るような高速馬場でした。何らかの整備が行われたのでしょうが、アンカツがいうようにある程度馬場情報は公表されるべきなのではないかなと思います。タイムの傾向はその週の結果を見ていればなんとなくは分かりますけど。

当初はエアロヴェロシティで堅いと思っていたのですが疝痛で早々に回避。混戦模様という認識と1分6秒台が予想できる馬場で逃げ馬が揃ったのでハイペースとみて、人気薄の中団の差し馬を物色。結局本命はサトノルパンに。
外から強引にローレルベローチェがハナを切り、ハクサンムーンがついていくペースは600m通過が32秒6。しかし、ミッキーアイルやビッグアーサーが手応え良くついていきます。馬場がいいだけでタイムが与える印象ほどペースが早いわけではなかったのでしょう。前が失速するとこの2頭が先頭に立ちますが、外から脚を伸ばしたビッグアーサーが競り勝って初重賞勝ちをG1で飾りました。まあ、これまで重賞勝ててなかったのがおかしいのですが…。リアルスティールの勝利で失った面目はこれで少し取り戻せたでしょうか。
サトノルパンは直線向いた時点ではミッキーアイルの後ろ辺りで展開は待ったかなと思ったのですが内に刺さって失速し最下位。これではG1では家賃が高いという評価でいいんじゃないでしょうか。


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