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安田記念雑感 [競馬]

春G1最高の好カードといっていいメンツの揃った安田記念ですが、普通に考えれば三冠牝馬アーモンドアイで堅いかなという印象。まあ、馬体重が過去最高でもしかするとドバイからの帰国後に仕上がりきれていないんじゃないかという懸念はあったのですが、それでも能力差で大丈夫だろうと。相手もダノンプレミアムで良さそうだけど、相手にサングレーザーとスマートオーディンを含めて馬単で。

レースはスタート直後にロジクライが内に刺さり、外枠の馬の進路を妨害します。これが影響を与えたか、ダノンプレミアムもアーモンドアイも中団よりやや後ろくらいの位置取りに。逃げたのはアエロリットでグァンチャーレとロジクライがついていく。ペースは4Fが45秒8、5Fが57秒0。先行勢はずっとハロン11秒台前半のラップを刻みます。今週はここまでの条件戦でそれほど速いタイムが出ていなかったのでもう少し遅く流れるのかなと考えてましたが、思ったより早い流れ。

ただ、それでもこの字面ほどペースが速いわけでもないんでしょうね。なので、直線に入ってもアエロリットが前で踏ん張り、後続を寄せ付けません。グアンチャーレも止まらないなか中団から外に出してようやくアーモンドアイが伸びてきます。ただ、なかなか前との差が詰まらない。このままアエロリットか…と思ったところにインディチャンプが猛追。一気に前を捉えました。2着はアーモンドアイを抑えきってアエロリットが確保しました。勝ち時計は1分30秒9。ヴィクトリアマイルのレコードには及びませんが、今日のメイン以外のタイムから馬場差を考えると安田記念のタイムのほうが優秀だと思います。

スローのマイラーズカップの完敗で人気を落としていたインディチャンプですが上がり3F32秒9の上がりで差し切りました。東京新聞杯と同じような流れで更に早い上がりをマーク。こういうある程度流れる競馬がいいのでしょうね。また左回りのほうが向いているのかもしれません。今日は強い競馬でした。

アエロリットは流れに上手く乗りましたが最後に差されました。相手を褒めるべき競馬でしょう。アーモンドアイは上がりは最速も届かず。スタート直後の不利について陣営は5馬身は影響があったと語ったようで、これが大きかったですね。内容は強く評価を落とすようなレースではありませんでした。ダノンプレミアムは16着で入線後ジョッキーが下馬。特に故障ではなかったようで良かったですが、こちらもスタート直後の不利の影響でしょうね。

ロジクライの武豊は上述のスタート後の斜行で1日間の騎乗停止となりました。進路の影響を与えたのが4頭で上位入線馬に影響を与えていると考えると騎乗停止は妥当だと思います。ところで、大体2日単位の騎乗停止が1日というのは珍しい気がしますが、どういう判断でこの処分になったんですかね。2日でいいような気がするのですが。


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