競馬ニュース雑感(11/24)

・マイルCSはインディチャンプが優勝、春秋のマイルG1を統一。

マイルCSは仕事しててちゃんと見てませんでした。私は未だにトールポピーのオークスに恨み言を言っているような人間なのでｗ、池添に関してはあまり評価していなかったのですがこのところは大分うまくなった感じがしますね。


・ジャパンカップはスワーヴリチャードが復活のV

どうせスローだろと思ってダンビュライトから買ってたのですが、1000m通過は60秒3と重馬場としてはかなり速く、ちょっと展開を読み違えた感があります。まあ、それでも逃げたダイワキャグニーは6着と踏ん張っていたので、ダンビュライトはちょっとだらしない結果でした。
カレンブーケドールがそつなく抜け出しを図ろうとしていたのですが、最内に空いた1頭分のスペースを上手く抜けてスワーヴリチャードが差し切りました。内を開けていた津村の甘さと癒えるのかもしれませんが、コースロスなく最内をついて抜けてきたマーフィーがうまかったですね。
3着ワグネリアンは復調してきていると思いますが、今日に関しては窮屈な競馬になってしまいました。次以降はもっと伸びてきそうです。レイデオロは11着。ちょっと負けすぎですね。どうしたんでしょうか。


・カリフォルニアクローム輸入、アロースタッドに繋用

米国年度代表馬2回というレベルの馬が輸入されるのは流石に驚きです。過去に日本に来た馬たちの中ではサンデーサイレンスやダンシングブレーヴ、ラムタラなどと同格の競走馬だと思います。まさか初年度がデビューする前に日本に来るとはという。
現役時代から千代田牧場がシェアをもっていたのでその縁でということなのでしょうが日本につれてきて本当に良かったんでしょうか。日本でどんな馬を出してくれるのか非常に楽しみです。


・近藤利一さん死去

競馬と関係ないけど、阪神大賞典を勝ったその足で大阪場所千秋楽に赴き、やはり大阪場所を優勝した朝青龍と花道の奥でがっちり抱き合ったのがものすごく印象に残っています。というかテレビで見てて爆笑しました。2chのスポーツ実況板（なんJはまだなかった）を見てると、競馬クラスタが「利一ｗｗ」「土建屋ｗｗ」などと盛り上がる一方で、それ以外の人たちが「誰だあのおっさん」とポカンとしていて雰囲気が二分されていたのがめちゃくちゃに面白かったです。

馬主前半と後半で馬質は大分違いますが、馬に関しては相応に愛情を注いでいた人ではあったと思うし（そうでなければミラクルアドマイヤ→カンパニーとかはできない）、ユタカを降ろして悪役になったけど00年代終盤のペース支配力をなくしてため殺しと言われていたユタカを見切ったのは慧眼ではあったとも思います。まあ、もう少し人間性の評価を得られるような行動があればまた印象も違ったのでしょうが、良くも悪くも存在感のある人でしたね。最晩年に離婚して若い後妻を迎えたそうですが、これだけ好き勝手生きられれば本望なのではないでしょうか。合掌。