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NHKマイルカップ雑感 [競馬]

本命はタイムトゥヘヴンでした。9Rの古馬3勝クラスのタイムが1分32秒0と高速馬場で、前に行きたい馬が結構いてある程度ペースが早くなりそうな状況に見えたので中団から前を窺いつつ差せる脚のある馬という見立てでした。

スタート直後にその先行の一角と思っていたバスラットレオンが落馬。躓いて体勢を完全に崩しており、これはジョッキーもひとたまりもないでしょう。過失は全くありませんが、ただレースの展開には多少影響を与えたかもしれません。ピクシーナイトが逃げ、ホウオウアマゾンがついていって前半の800m通過は45秒3。このペースを外から1番人気のグレナディアガーズがまくっていきまずは先頭へ。

しかし突き放すことはできず外からソングラインが並びかけます。グレナディアガーズをかわし内に刺さりつつも一旦は抜け出しますが、最後に追い込んできたシュネルマイスターが並びかけわずかに前に出てゴール。2頭の争いからは離されましたがグレナディアガーズがなんとか3着は守りました。

シュネルマイスターはマイルの適性よりスピードが足らないのではないかと思ってましたが、ハイペースでスタミナが問われる展開になったことが良かったのかもしれませんね。ドイツ系の母系の血が生きたのでしょうか。あとはルメールの仕掛けるタイミングも良かったです。とはいえ外からまくったソングラインが最後は内ラチ沿いにいたように目一杯刺さっていてなおハナ差なので真っすぐ走っていたらソングラインだったでしょう。例によって右ムチを入れ続けていた池添の騎乗は08年のオークス馬トールポピーを思わせるもので、今回もタイムトゥヘヴンの進路を塞ぎましたが今のルールではお咎めなし。ただ個人的にはタイムトゥヘヴンがグレナとソングの間を割っていたらソングラインは真っすぐ走って結果的に勝ってたようにも思われます。グレナディアガーズは結果的に仕掛けが早かったのでしょう。着差は2馬身半と付きましたがそこまでの差はないと思います。

タイムトゥヘヴン的には前をカットされたのは大きかったと思います。うまくグレナディアガーズとソングラインの間に入れていれば、もっと前でゴールできたと思いますが仕方ないですね。


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