SSブログ

東京優駿雑感 [競馬]

今年もダービーの時期を迎えました。1年早いですね。

一応の本命は皐月賞を完勝したエフフォーリアでしたが1枠1番をどうさばくか確信が持てなかったので、皐月賞で末脚を見せたヨーホーレイクや復調傾向のデムーロとかからも少しという感じの馬券を。

大外のバスラットレオンが逃げ、タイトルホルダーがついていく展開。1000m通過は60秒3と早くも遅くもないペース。しかし、向こう正面あたりからサトノレイナスやワンダフルタウンが仕掛けて前に。この関係で5番手あたりにいたエフフォーリアは9番手あたりに後退します。やや前に壁ができる感じでこれがさばけるかどうか。

直線に入り、先行や仕掛けた勢の中からはサトノレイナスが抜け出しますが、内ラチから少しずつ外に出しながらエフフォーリアが伸びてきます。サトノレイナスに対しては脚色が上回っており、これで抜け出して二冠か、と思われましたがその内にあわせるようにシャフリヤールが差してきます。2頭の競り合いが続きましたがゴール板でわずかにシャフリヤールが前に。エフフォーリアの二冠を阻みました。3着争いはサトノレイナスにグレートマジシャン、ステラヴェローチェが襲いかかり、仕掛けを一番遅らせたステラが伸び勝って3着を確保。

エフフォーリアは馬群はうまくさばけたと思います。結果内を突かれたのは多少外に出しすぎたということなのでしょうが、抜け出してからはまっすぐに追おうとしてましたし横山武史の過失の割合はさほど大きくないでしょう。今日は相手がうまくやったというしかないのではないでしょうか。ステラヴェローチェはG1では勝ちきれませんが相手なりに走りますね。この世代の試金石。グレートマジシャンは最後伸び負けたあたりがナイトマジックの仔だなあという感じ。これも今後も相手なりに走っていくのでしょう。サトノレイナスは牡馬相手に先に仕掛けて押し切ろうとする強い競馬をしました。今日は負けましたが、今後の成長次第では牡馬とG1を争っていく存在になれそうです。

シャフリヤールは共同通信杯では完敗だったエフフォーリアに今日は勝ちました。馬のデキの良さと福永の内をつく判断がしっかりハマったということでしょう。44歳の福永の判断が22歳の横山武の逃げ込みとダービー初制覇を許しませんでした。インタビューでも語っていたようですがワグネリアンでダービーを制して以降、自信を持って乗れるようになったんでしょうね。今日は福永の好騎乗で勝ったと言っていいでしょう。今日の結果を見た上で能力的にはまだエフフォーリアのほうが上かなと思うのですが、怪我なく秋を迎えて菊花賞でエフフォーリアと雌雄を決してほしいと思います。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。