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業界激震 ドラクエ、DSへ [ゲーム]

QMAは不調でペガ落ち、BBHは空気の読めないCOMのいやらしいヒット連発で逆転負け。前者は自分のせいだけど、後者はかなりくそなえ。純正であれASであれ人に負けるならあそこまで納得いかないことはないんだけど。

さて、本題。

DS版『ドラゴンクエストIX』詳細記事まとめ ~ 『ドラクエ』生誕20周年発表会

というわけで、ドラゴンクエストの次回作がニンテンドーDSで発売されることとなりました。今日発表があるといううわさもありましたが、リメイク6あたりの発表で、9の発表はないと思っていただけに驚きました。プラットホームがDSでなおびっくり。来年中に発売というのもさらにびっくりです。どうやらかなり前から作っていたようですね。
システム面もいじってきました。A・RPGということで画面をみると聖剣伝説のような感じになるんでしょうか。DQというとファミコン時代から永遠に不変のシステムだと思ってましたので、意外です。堀井氏はやはりいままでと違うものを作りたかったのでしょうか。だれでもクリアできるようにがDQ1以来のコンセプトにあったと思うんですが、アクションではそれは難しくなりそうですが、踏襲されるのでしょうか。

さて、9の発表がされないと思っていたのは、まだ据置機の決着がついていないから。ドラクエは最も普及しているハードで出すといってましたしね。でも携帯機に出さないとは言っていなかった。おそらく日本では史上もっとも売れるハードになりそうなDSを選択したのは、当然の結果かもしれません。据置機戦争は、これでPS3は96年以降独占していたFFDQナンバーズの一角を失って、勝つ可能性がかなり低くなりました。国内ではWiiが勝つのでしょうが、性能と海外の情勢を考えるとXB360も含めて各社どこで出すか頭を悩ませそうです。
あるいは、全てをDSが持っていくんですかね。この2,3年ゲーム市場は据置機を携帯機が上回ってますが、携帯機へのシフトがさらにすすむ、据置機の終わりの始まりの事件として認識されるのかもしれません。十分な性能を持つに至れば、どこでも出来て、テレビもふさがず、それぞれ持たせとけば兄弟で順番争いの喧嘩もおきない携帯機のほうがプレーヤーからも親からも支持されそうに思いますしね。

それにしてもDQ7のPS移籍発表から10年、また任天堂ハードに帰ってくることになりました。あのときSCEから96年年末の発表を打診されたエニックスは年末のかきいれ時に任天堂に悪いからと年明けの発表にしました。それに比べるとこの時期の発表はSCEに対してかなり情が無いように思えるのですが、すでにかなり作っているところを見ると、あるいはPS3発売前に決まっていたものをこの時期まで待ったのでしょうか。

売り上げマニアかつ業界動向の下世話な話が好きなので、作品自体よりも余計な話が多くなってしまいましたが、ナンバリング初の携帯機、初のA・RPGということで業界の行く末も見やりつつ楽しみにしたいと思います。