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三江線ぐだぐだ紀行(その1) [旅行]

まとまった休みが確保できたので今年も旅行にいくことにしました。昨年は北だったので今年は西にしよう、ということで昨年廃止見込みの報道があった三江線をメインとする、中国地方のローカル線の乗りつぶしが今回の旅行になります。
この辺りには…というかJR西日本は他社は出している特急も乗れるようなフリーきっぷを個人旅行向けに発売していないので、今回は青春18きっぷを使っています。


【8月29日】姫路→加古川線→播但線→姫路

始発で妙典を出て、のぞみとひかりを京都で乗り継いで、まずは姫路へ。

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ここが今回の旅行の起点になりますが加古川線全線を乗り通す列車は12時台までなく、乗り鉄は午後からになるため、駅に荷物をおいて観光アリバイ作りのために姫路城の見物に。

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台風の影響で土砂降りの上に、坂道と階段を上らなければいけないので雨と汗でずぶ濡れになりましたが、天守閣まで上がってきました。雨降りの上に国宝だからか窓に金網が張っているなど必ずしも中からの見晴らしはよくなかったのですが、外から見た時の威容は素晴らしいです。池田氏50万石時代の城なので明治以後だけでなく、江戸時代中でも池田氏転封後15万石程度だった姫路藩にこんなに大きな城はもういらなかったと思うのですが、よく現代に残ったものだと思います。

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ほか歌舞伎「播州皿屋敷」の舞台とされる井戸などを見て撤収。……なぜ人は井戸を見るとコインを投げ入れようとするのか。覗くと小銭がたくさん見えました。また本多忠刻と千姫のパネルは外国人の旅行客(男二人)が顔を覗かせたりしていました。大坂の陣のあと姫路に来た千姫がこのパネルのように幸せな雰囲気だったのかはわかりませんが。
いずれにしてもまた晴れた日に姫路城は訪れたいですね。

駅に戻って乗り鉄開始。新快速で加古川に移動し加古川線に乗車。阪神大震災のときに迂回路として見直され全線が電化されてますが、普段は1両編成。全線を通して走るのは1日10本程度です。

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ただ、このあたり眠気のピークで寝たり起きたりという状況だったのであまり車窓を覚えていません。日本へそ公園とかあったんですが気づいたら終点に谷川近くにきていました。写真は終点の谷川駅。

相変わらず雨が強くどこかで止まって姫路に戻れなくなったらどうしようかとずっと頭の片隅で考えてましたが、谷川で接続する福知山線は特急が運休していたものの普通列車は正常に動いていたので一安心でした。昨春にも乗った福知山線と山陰線を乗り継いで和田山から播但線へ。

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非電化区間の寺前まではローカル線でお馴染みキハ40、寺前から姫路までは関東では見ることができなくなった103系。どちらも通学客を中心に満席に近いくらいの乗車率でした。この頃には外が暗くなっていたのであまり車窓は見えなかったので、いずれまた乗りに来ます。

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姫路について夕食を。アーケード街で探す気力があまりなかったので、エキナカのフードコートで加古川名物かつめしを。重厚でずっしりとくる食べごたえでした。

こんな感じで初日は終了。姫路城からの帰りに立ち寄ったゲーセン(ジーフラット姫路東駅前店)が、実は泊まるホテルからそう遠くなかったので、ホテルに荷物をおいたあと少しQMAの全国大会と音ゲーを少しやってから戻って就寝しました。


というわけで、その2に続きます。