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有馬記念雑感 [競馬]

頭痛がひどいのでまた明日にでも書きます。ちょっといつもより頭痛がひどいんですよね。そんなに飲んでないんだけど(ウーロンハイ4杯くらい?)、もしかして、風邪のひき始めとかだろうか。

有馬記念は11年ぶりに的中しましたが、微々たるものだったため1日トータルではマイナスでした。

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(12月30日追記)
クジ抽選でキタサンブラックが1枠を引いたこともあり一緒に見に行っていた連中と今年は堅そうやなという結論で一致したのですが、そうは言ってもそれだけ買うのは面白くないので展開を撹乱する要素を検討。一応、マルターズアポジーが逃げてペースが高速化+キタサンブラックに嫌がらせするのは吉田隼人よりやる気さえあれば横山ということで、この辺が絡めばキタサンが苦しくなるという点から、本命はパドックでのできもよく見えたサトノダイヤモンドに。ここから馬単で流し、キタサンとゴールドアクターは抑え程度に。

レースはマルターズアポジーが機先を制し逃げに立ちましたが離して逃げる展開。横山は5,6番手あたりと期待ほどは前に行かず、なんとなくスローな予感。実際1000mの通過は61秒と平均よりやや遅く、2番手のキタサンは62秒くらいのスロー逃げと同じ展開。この時点ではキタサンの勝利かなと思いました。ところが向正面でサトノノブレスが仕掛けキタサンブラックにプレッシャーを与えます。そして十分な圧力をかけたあとにサトノダイヤモンドが進出、サトノのチームプレーと内で粘るキタサンブラック、その間に入ったゴールドアクターの3頭で直線での追い比べとなりました。

直線は最後に仕掛けたサトノダイヤモンドが楽に抜けるかと思いましたがうちの2頭の抜かせません。熱い追い比べは坂上まで続きましたが、最後にようやく決着をつけてサトノダイヤモンドが抜け出しました。そしてゴールドアクターには最後まで抜かせなかったキタサンブラックが2着を確保、ゴールドアクターは少し遅れて3着と、1,2,3番人気の順番で決まる堅い結果でした。

ルメールのサトノダイヤモンドは同厩舎同馬主で騎手もフランス人のシュミノーのアシストにも助けられ、そして最後に2キロの斤量差が物を言った感じの優勝ですが、一方でキタサンブラックもそこまでは目一杯楽をしていると思うので、割り引く必要もないでしょう。来年以降も頂点を争っていく馬になると思います。一方のキタサンブラックもしぶとく踏ん張っての2着で強さを見せました。もっと厳しいペースになった場合はどうなるかわかりませんが、国内で走る分にはそこまでのことはないと思うので来年も今年と同様の活躍は見込めそうです。ゴールドアクターも復活傾向で、この3頭が来年も中長距離路線を引っ張っていくことでしょう。

その他。ヤマカツエースはもう少しペースが上がっていれば馬券圏内に突っ込めたでしょう。結果的にペースは向きませんでしたが直線の捌き方は好騎乗でした。ミッキークイーンも同じような感じ。冗談でトランプ馬券みたいな話が出てましたが、ちょっと展開が向いたらダイヤ、エース、クイーンのトランプ馬券は完成していたかもしれません。サウンズオブアースは期待してたんですが不利もないのに案外な内容でした。ピークは過ぎたのでしょうか、ちょっと想定外の8着。

個人的に期待した横山典は、どうも騎手側から調教師に騎乗のアプローチがあり、「真面目に乗るなら」という条件で乗せたようです。前に行けという注文がついていたようなので自分が期待していた内容が求められていたようですが、結果的にはそうならず、競馬ブックのコメント欄には騎手のコメントはなく調教師の内容に対する不満のコメントだけ。結局乗るだけ乗ってやる気はなかったのでしょう。この経緯を見ると調教師側も「横山は真面目に乗らない」ということをリスクの一つとして認識しているというのは面白いですが、いずれにしてもレース後にコメントを残さないことが多々あるのはこの競技に関わるプロとしては失格で、露骨なやらずとあわせてこの騎手の評価がピークの能力は高いにも関わらず一定以上高くできない要因です。