競馬ニュース雑感(7/30)

・ディープインパクト死す！頸椎に骨折みつかり安楽死

昨日から立てなくなったということで診断したところ頚椎骨折とのこと。おととい頸部の手術をしていたようですが無事成功だったということなので、おそらく関係者にとっても驚きだったでしょうね。もともと種付けを休止した要因が腰の問題だったということなので、この骨折が内包されていて中枢神経系になんらかの影響を与えていたのでしょうか。種付け料4000万円を誇る日本一の種牡馬なので間違いなく生かす方向を検討したことと思うのですが、社台グループをして一日で諦めざるを得ないほどの重症だったのでしょう。

ディープインパクトで一番印象に残っているのは新馬戦です。たまたま後楽園の場外で見ていたのですが、ドスローを中段から後方で追走していて、（その年のPOGで友人の最後の砦だったこともあり）これはだめだろうなと思ってみていたのですが、ひとまくりしてちぎり捨てました。見た瞬間にこれは三冠やばいという印象を抱いたのですが、どうやら土曜5Rの人がさほどいなかったフロアの多くが似たような感想を持ったようで、どよめきが広がっていきました。

その後、そのとおりに三冠を制したわけですが、POGで指名されていたのと、その馬を有馬記念で思い入れのあったハーツクライが破るなど倒すべき対象として見ていたので、申し訳ないですがさほど思い入れはないのですけど、父サンデーサイレンスとほぼ同じ年齢での死はやはり惜しまれます。多く活躍馬を出している割にまだ確固たる後継種牡馬は出ていませんが、残された馬たちがしっかり確立してくれるでしょうか。合掌。