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今年プレイしたゲームとか [ゲーム]

年末モードその2。

今年プレイしてきたゲームについて、レビューというほど大げさなのものではない短めの雑感を。メモ書き程度です。全部で9本、記載は発売された順。軽いネタばれもあるので、本文は続きを読むに。

・Imitation Lover(Win/light)(XRate) プレイ時間9時間

退屈な日常に違和感をもつ少年少女のオーソドックスなラブストーリー。登場人物を5人、ヒロインをメイン・サブの2人に絞ってお話を書いたことで、語りたいお話がうまく伝わるようにできていたと思います。ストーリー自体はありがちな話ですが面白かったです。いいんです、マンネリでも。
とはいえ、シナリオ書いた人が語りたかったのは主人公の恋愛なんて多分どうでもよくて、ヒロイン響のひととなりだったのだろうと思います。主人公と結ばれるメインのストーリーよりも、サブヒロインと結ばれるほうのシナリオを主人公の友人視点で語るおまけシナリオが、一番ヒロインが生き生き描けていたと思います。なかなか魅力的。

エロ方面も濃かったですが、まあ、自分のエロゲ購入基準は気に入った絵柄と背景設定の安いソフト(これは1,980円で買った)から面白い話を探すことなので、そっちはあまり気にしてないです。エロシーン大半飛ばしちゃうし。

・バテンカイトス2(GC/任天堂)  プレイ時間40時間

ストーリーについては可もなく不可もなく。ただ、バテンの魅力はやはり戦闘にあって、前作のように属性相性や魔法数を攻守臨機応変に判断してコンボをつなげていくのも面白かったんだけど、守備時のカード消化やコンボにマイナスの影響も与える属性相性を削除して、シンプルに攻撃のみとし仲間との連続攻撃をつなげていくシステムは、前作以上に面白かったし爽快でした。
大量のカードからキャラごとにデッキを組ませず、チームとしてひとつのデッキにしたのもわかりやすくなってよかったのでは思います。手軽に爽快感を得られるようにしたのは初心者向けという意味でもいい判断。発売が任天堂になったゆえのチェックの結果でしょうか。次作ではさらに洗練されそうなんですが、はたして出るかな。BGMは1はまさに神、桜庭統の最高傑作でしたが、2はそこまででもなかった。それでもやはりいいものでした。

・マリー・エリー・アニスのアトリエ(GBA/バンプレスト)  プレイ時間30時間

長らく品薄だったのですが、BEST版が出たので買ってやってみました。試行錯誤の多いゲームだけにROMだとさくさく進むのがいいですね。過去作の登場人物もそろって出てきて、ザールブルグ三部作の集大成というべき出来でした。アトリエシリーズ最高傑作の呼び声は決して大げさなものではないと思います。
PS2版リリーのときにあったランダム配合と今作のイメージ配合を比べてどちらが理想なのかというと、究極はランダム配合だとは思うんですが、ゲーム内の時間が限られていることを考えると細かい配合の試行錯誤を繰り返させるよりは、イメージ配合のシステムのほうがあっていると思います(かならず何かできる配合だけを選択肢に用意する必要はないと思うけど)。

・カルチョビット(GBA/任天堂) プレイ時間65時間

ベストプレープロ野球、ダービースタリオンを作成した薗部博之氏の最新作。仮想のサッカーリーグで、選手を補強・強化しつつリーグ制覇を目指します。この手のソフトとしてはいわゆる「さかつく」が有名ですが、リアルの選手はなく、年齢などの要素を廃し、純粋にチームを強化するという観点に特化し、またチームの強化も強化メニューの組み合わせで有効なものを探していくあたりは、要は、サッカーをまるで知らない人でも楽しめるようにしているのですが、好みの分かれるところかもしれないです。リアルというよりはきわめてゲーム的です。私はスペシャルスキル探しは面白かったですが。
薗部ゲームのすばらしいところは野球にしろ競馬にしろデフォルメキャラなのにリアルなシーンとなっていること。今作でもサッカーの試合部分が違和感なく、鑑賞に堪えられるものになっていたと思います。戦術選択や戦力補強の良し悪しや特訓の成果が試合内容に徐々に現れてくるのがまた続ける意欲を生みます。上位リーグに上がれば上がるほど点の取り合いになってしまったのは残念ですが、このあたりの出来のよさは健在。だからこそ長く遊べるものになったのだと思います。セールス的には1万本強と振るいませんでしたが、続編が出るのならWi-Fiで通信対戦を実装してほしいものです。

・Newスーパーマリオブラザーズ(DS/任天堂)  プレイ時間20時間

実質的にはSFCのスーパーマリオワールド以来16年ぶりの2D新作になります。その楽しさは健在で、Bダッシュ→ジャンプの爽快さや、複雑な(といってもある程度の努力でこなせるように計算されている)アクションのクリア後の余韻はさすがというべきもの。クリアだけなら急いでできるものの、全部をやりつくそうと思えばかなりの労力が必要なのもマリオ3やマリオワールドの流れをきちんと引き継いでいました。DSブームに乗って売り上げ300万本を余裕で上回ってきましたが、この中に含まれる新・再のファンに、こういったゲームらしいゲームを今後どれだけ買わせることができるかが任天堂の腕の見せ所でしょう。

・ゼノサーガⅠ・Ⅱ(DS/ナムコ) プレイ時間9時間(未完)

値崩れして安かったのでEP3の前にプレイ(PS2版はクリアしてます)。ゼノサーガは結局のところ物語を読ませるRPGだと思うんですが、PS2のEP1,2は読み込み等でテンポが非常に悪く、それが阻害されていたので、DSでそこが良くなれば持ち直せるかなと思ってたんですが、期待はずれでした。たしかに読み込みはなくテンポはいいんです。ただ演出がだめ。要はPS2版と同じせりふでテキストをどんどん飛ばせるようになっているからなんですが、そのためにイベントに必要な間がなくて違和感を覚えるんですよね。PS2版とくらべてしまうからかもしれませんが。結局ドット絵であっても、かつてのFFのようにある程度時間をとって演技させるか、じゃなければセリフ等細かい部分をリライトして調整しないと。手抜き移植で値崩れもやむなし。

・ゼノサーガエピソードⅢ ツァラトゥストラはかく語りき(PS2/ナムコ)  プレイ時間30時間(未完)

仕事が忙しくなって最終章に入ったところで投げ出していますので途中までですが。とりあえずここまではすばらしい出来でした。おそらく3作目で打ち切ることになったためと思うんですが、Ⅰ、Ⅱの伏線が一気に回収され、またようやくPS2での開発がこなれてきて読み込みもテンポも抜群に良くなっていました。第1作からこうならば、売上が第1作の3分の1にまで落ちることはなかったと思うんですが、もったいないことです。

・ポケットモンスターパール(DS/ポケモン)  プレイ時間60時間

内容的には過去作と大きな変わりはなく、偉大なマンネリ。とりあえず交換なしでも図鑑を埋められるようにしたのは良かったと思います(詳細情報はポケモンを入手しないとうまらないけど)。また、技選択をタッチパネルにしたのはやはり便利ですね。今後は各RPGもコマンド選択をパネルにするでしょう。もう少し戦闘のテンポがよければよかったんですけどね。天候のエフェクトは飛ばせるようにするとか。
Wi-Fiについては、何回かポケモン交換したくらいですが、はまるときりがなさそう。クリア後の全国図鑑埋めと合わせて、好きな人には終わりが見えないゲームだと思います。まあ、クリア後のおまけとはいえGBAのソフトがないと全部そろえるのが厳しいのはちょっと。交換すればいいんだろうけど。

・ファイナルファンタジーVIアドバンス(GBA/スクウェアエニックス)  現在継続中

ラスダン前まで。やっぱり速い飛空艇はいいですね。PSにFFが移った際に、あのきれいなグラフィックでFF6のような飛空艇を飛ばしてみたいと思ったものですが、いまだかなわず。
面白いんですが、ストーリーは12年ぶりにやってみるとちょっと微妙ですね。特にロックが駄目な奴にしか見えない。

・・・
QMAのおかげか、プレイしているゲーム数はすっかり少なくなりました。据置機はFF12を筆頭として、買っただけのゲームも多いです。プレイしたのはDS・GBAといった会社帰りや出張などのときに出来るものが多いです。おかげでClub Nintendoはプラチナ会員です。


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