皐月賞雑感

これは自分には取れない。正直何もかもさっぱりあたりませんでした。

中山11R　第67回皐月賞（Japanese 2000 Guineas）　　　　　　芝外2,000m

１：ヴィクトリー　　　　　　　57田中勝　　　　　　1.59.9
２：サンツェッペリン　　　　 57松岡　　　　　　　　ハナ
３：フサイチホウオー　　　 57安藤勝　　　　　　　ハナ
４：アドマイヤオーラ　　　　57武豊　　　　　　　　1.1/2

田中勝春会心の騎乗だったと思います。それが全てでしょう。競馬場でラップを目で追っていて、3Fが36秒切るくらい、4Fが47秒ちょうどくらいだったので、予想外に速くなりそうと思ったのですが、5Fの表示は59秒4。この5F目～7F目に12秒3まで落とせた折り合いとペースメイクが今日の勝因の全て。そして、このペースに後方のフサイチ、アドマイヤは幻惑された結果でしょう。
ヴィクトリーはPOGでもたれているので、直線は松岡を応援していましたがｗ、サンツェッペリンも上手く流れに乗って最高の競馬ができたと思います。でも最後凌がれたのは、やはり15年ぶりの勝春の執念だったかな。あと1完歩足りませんでした。もっとも、もう１完歩あったらフサイチが勝っているでしょうけど。
人気馬2頭の着差は仕掛けた位置の差か。2頭の上がりは33秒9。力は上位ですね。ただ、どうもユタカはなにかリズムが悪いというかなんというか。過信だったのかもしれないけど、ペースの読みがどうもおかしい。このところの不調、結構重症かな？
しかし近藤オーナーの喜びようは凄かったですねえ。アドマイヤなじみの血統で、奥さん名義。オーラで勝つよりずっとうれしかったんじゃないでしょうか。1着馬のRRは116くらいでしょうか。

勝てなかったのが不思議なくらいでしたが勝春のG1勝ちは92年安田記念以来。ヨシトミとカツハルをG1に勝たせた日本最強馬ｗヤマニンゼファーも少し肩の荷が下りたんじゃなかろうか。しかし15年か。ダート千二の鬼になると思ってたぜファーがダイタクやダイナマイトダディを破って勝ったのは、結構驚いたので今でも良く覚えています。もう見たことない人も多いんでしょうねえ。

今日の中山の入場者数は7万弱。一昔前に比べて、明らかに少ないです。電話投票の拡大とかそれだけでなく、根本的に競馬に人が来なくなっているような気がします。見る側としてはすいてるとありがたいですが、ほんといい案があると良いんですけどね。