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相撲を見に行ってきた [その他]

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写真は表彰式のものです。デジカメもっていくの忘れたのでズームなしの携帯で撮ってます。

1年ぶりの相撲観戦ということで友人と両国へ。13時ころ入ったのですが、まだ幕下始まったあたりだというのに、すでに結構客が入っていました。いつもだと、こんなに出足良くないんですがね。

千秋楽の相撲、堪能しました。突き押しを凌いで凌いで、ようやく踏みとどまった、さあ前に出るぞ!と意識が前に来たところで鮮やかに引くあたり、流石は大関相撲です。やはりCSPは切れ味が違いますね!…って、あれ?千代大海のことはどうでもいいですか、そうですか。例の如く予定調和の8勝7敗で「さすが互助会」だなんだといわれていますが、、今日の一番に関してはもしかしたらガチだったんじゃないかという気もします。ヤオならそのまま突き出しで決めればいいし簡単だし。今日はヤオというにはタイミングがはまりすぎてた気も。もっとも勝っても負けてもGADは技能賞と来場所西小結が確定していたので、ヤオしても何も変わらないという状況ではありましたが。


さて、大一番。本割では白鵬が完璧な相撲を見せました。ただ朝青龍は待ったがかかると思ったようですね。立ってしまった以上どうにもなりませんが、それで体勢を全く作れないままあっさり土俵を割ってしまいました。上から見てるとそこまではわからないので、あまりの一方的な取り組み内容に、流れは白鵬に移ったかなと思いました。

20分ほどおいて決定戦。その間ワンセグを見てましたが、朝青龍はいつものとおり付け人を相手のぶつかり合い。白鵬は精神集中と鉄砲といういつもの準備。朝青龍は表情を見る限り本割の負けを割り切れているようで、これならあっさり負けはしないだろうと思いました。場内大歓声で迎えた決定戦は五分の立合い、ただ朝青龍がすばやく有利な体勢にもって行きました。左下手を取って頭を付けがむしゃらに押し込む姿は、上に上がってきたころの彼を思い起こすものでした。白鵬も必死の抵抗をしましたが土俵を割りました。満面の笑みで両手を上げる朝青龍、悔しさで顔をゆがめる白鵬。対照的な構図でした。

正直、朝青龍が優勝するというのは始まる前は全く考えてませんでした。ぶっちゃけ千秋楽の券はおさえたが、見に行ったらすでに朝青龍は引退しているというという可能性もあると考えてましたし。でも、杞憂でした。頭をつけて必死に押す朝青龍を見て、やはり翳りと白との現状の力量差を感じましたが、他の力士はこの2人に遠く及んでいません。まだまだ朝青龍は相撲界に必要です。白鵬のオーソドックスな相撲に対して、朝青龍の身体能力を生かした異端相撲、そしてヒールとしての存在がないと盛り上がりに欠けてしまうでしょう。

インタビューも良かったですね。まあ、あんまり質問にちゃんと答えていない気もしましたがw。観客の「モンゴルに帰るなよ!」というやじに対して(というか、このやじを拾って朝青龍に聞いた吉田アナが素晴らしい。他のアナではスルーするだろ)、「私は日本の横綱です」etcという流れは良かったな。約束どおりオープンカーに元床山さんを招待して乗せたりとか、この辺の態度が変わらなければ、朝青龍は大丈夫でしょうね。


(その他)
・決定戦後、白鵬が礼もおざなりに帰っていったのはちょっとどうかと思うのだけど、マスコミはスルーするんだろうなあ。

・支持率低迷で麻生さんも必死だな。本人がくるとは思わなかった。「賞」を言い忘れて、「内閣総理大臣 朝青龍明徳殿」で場内がどよめいてました。

・伊之助を胴上げして神を天に帰す「神送りの儀式」というのが最後にあるのですが、胴上げしすぎで伊之助がひっくり返ってました。いつぞやの若松監督の胴上げを思い起こさせますが、大きくないんだから新所出世の力士たちも自重しろw

・外出たら、凄い数のマスコミがいて出てきた観客にインタビューとってましたね。聞かれたら冒頭の千代大海の一番についてしゃべってやろうと待ち構えてたのですが、我々のような偏った人間には見向きもされませんでした。

・明日の新聞が楽しみだ。これでも、やっぱり叩くのでしょうかね。


そんなこんなで、このあとちゃんこ鍋を食べて帰宅。いや、やっぱり国技館はいいなあ。楽しかったです。
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