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有馬記念雑感 [競馬]

今日は例年通り有馬記念へ。回避馬が多く出た割に入場門で切符を買う人の列が明らかに例年よりも多かったのは、オルフェーヴルの引退式による集客の賜物か、景気回復の効果か。いずれにしても、好天に恵まれ久しぶりに12万人を上回る盛況の中で行なわれました。

本命はダノンバラードにしました。オルフェーヴルとゴールドシップは人気すぎなのとパドックを見ても仕上げきっていないように見えたので、オルフェは抑え程度ゴルシは買わないこととし、どうせスローなので好枠で先行し自在に立ち回れる馬をということで本命に。そこから手広く。
レースはルルーシュとカレンミロティックが位置争いをしてペースを上げたため1000m60秒6と今の馬場では早くなりました。これでは先行勢は苦しいです。3番手につけたダノンバラードも2周目3角で失速して終了。勝負になりませんでした。このペースで後ろから5番手辺りにつけていたオルフェーヴルでしたが、仕掛けるとあっさり上がってきます。この辺りの手応えで今日の勝利は確信しました。大外をまくって直線に入ったのに気がついたら内ラチ沿いにいるあたりに、この馬の変わらない気性とかまっすぐ追えない池添の実力を見る気がしますが、抜けだしたあとは突き放す一方で8馬身差の圧勝。2着は二走ボケもなくウインバリアシオンが好走し、ゴールドシップはそれなりの競馬をしましたが、オルフェーヴルから10馬身以上離された3着でした。

正直なところオルフェーヴルがここまで強いとは思っていませんでした。今日は一頭だけ別次元の競馬で力の違いを見せつけました。レース直後に引退式を行うというのは個人的にはあまり好きではないのですが、今日の内容ならそのくらいのわがままは許されてもいいかなと思います。今日は過去にないくらいに18時を過ぎても競馬場から西船橋駅まで歩いてきている人がたくさんいましたが、それだけ多くの人を引退式に惹きつけるだけの素晴らしい勝ち方でした。これで引退というのはもったいない気もしますが、今後は種牡馬としてぜひいい仔を残してほしいと思います。

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