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競馬ニュース雑感 [競馬]

・スプリンターズS

自分の本命はストレイトガール。ペースも早くならないだろうし良馬場なら先団につけて抜けだせる、そろそろ勝つ順番だろうと考えました。ラップは3F33秒7と概ね目論見通りだったのだけど、後半35秒1となるとちょっと実は馬場がかなり荒れていて、遅いペースではなかったのかもしれません。位置取りは中団の後方。これはちょっと予想外でしたが、結果的には追い込み有利の展開になり、馬場の真ん中から伸びてきましたが、大外を一気に伸びてきたスノードラゴンの末脚に屈して2着でした。ちょっとズブくなっているように思われ、もしかしたらもう少し距離があったほうが今はいいのかもしれませんね。
勝ったスノードラゴンは芝での初勝利がG1ということで、これは少し時計のかかる馬場がいい方に向いたのかもしれません。ただ、素晴らしい追い込みでした。陣営の仕上げ、G1初勝利となる大野の騎乗がきっちりかみあっての優勝でした。1番人気ハクサンムーンは13着。いったいどうしたんでしょうね。ちょっと良くわからない惨敗でした。


・凱旋門賞

トレヴが鮮やかな末脚で連覇達成、アレッジド以来37年ぶり、牝馬では77年ぶり2頭目という快挙なわけですが、昨年完敗したフリントシャーが3キロ斤量が増えて2着しただけに、昨年の出来のオルフェーヴルが来ていたらどうだったかなという気もしなくはありません。

日本馬はいずれも完敗。ハープスターは6着。自分が見たラップでは1400mの通過が1:28:00、そこからの1000mが58秒05、上がり3Fが34秒6。最後の伸び脚は素晴らしかったと思いますが、道中の位置取りが後ろの上に大外を回しては届かない。陣営の決め打ちのようですが、展開見て動ければ3着くらいならあったんじゃないかなとおもいます。ジャスタウェイは8着。内に入れた判断は凱旋門賞というレースを考えると悪くないのですが、位置取りはこれも後ろ。距離の不安もあったとは思いますが少し消極的だったかもしれません。ゴールドシップは14着と惨敗。後方ポツンから大外回しという横山らしい騎乗で一部好事家の笑いは取ったと思いますが見せ場は全くありませんでした。


とりあえず今年の結果から見ると勝ちたいならば、(1)前哨戦は向こうでやれ、(2)騎手は外国人、ってのは必須なのかなと思います。なんかマスコミも煽るし誰かが一度勝たないと収まらないのでしょうが、そのために何が必要かというのは、今年の各馬の中途半端にも見える惨敗から多少なりとも得られたんじゃないでしょうか。


・フジの実況

GCで見ていたので、ネットに転がっているのを聞いただけなのでリアルタイムで見てなかったのですが。
勝ち馬の名前すらゴール後にしか言わないほど日本馬に的を絞った実況は、おそらく局の指示なのでしょうが、それはそれとしてもきちんと伝えることができておらず、塩原アナとしては生涯残る汚点になるんじゃないですかね。同じような実況で酷評されたオークスでの福原アナの素人実況のほうがまだましに思えました。
それにしても、どうせ日本馬のことしか興味ないだろという視聴者を見下した実況姿勢は、元からのファンには受け入れられないし、たまたま興味を持ってみた人にもレースそのものをわかりにくくするだけなんじゃないですかね。いずれにしても勝者ときちんと伝えられないスポーツ中継なんてクソと言われても仕方がなく、90年代中盤くらいまでは間違いなく民放では断然レベルの高かったフジテレビのスポーツ実況の凋落ぶりを改めて感じる次第です。

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