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競馬ニュース雑感 [競馬]

デムーロとルメールがJRA騎手免許合格

昨年は1次試験の筆記で不合格だったデムーロですが、今年は合格。まあ、安藤勝己の中央移籍と同様1年待たせたという感じなのでしょうか、大方の予想通りの結果であります。そしてルメールは一発合格。これはデムーロが1年前に道を少し切り開いてくれたおかげもあるのかもしれません。いずれにしても、2月28日から史上初めて日本を本拠地とする外国人騎手が誕生することになります。
その実力については実証済みなわけで、移籍を待望し(おそらくはJRAに圧力もかけていたであろう)社台グループを中心に彼らを主戦とする馬主も多そうで、おそらくは2人で計200勝くらいは最低でも持っていくでしょう。東西どちらに所属するのかわかりませんが、福永や浜中、川田といったあたりの勝ち星がどのくらい削られるのか、あるいは耐えるのか、興味は尽きません。

本来は騎手も調教師も免許が全国統一され、国内のレースは全て乗ることが出来、レベルの高い人が賞金の高いレースに集まるような競争がなされるのがいいと思うのですが、結局20年以上たっても主催者の壁を超えることができていないので、今後もそれは難しいのでしょう。ただ、安藤勝己の移籍が地方からの名騎手の移籍の先駆けであったように、海外の名騎手の移籍というJRAの騎手にとっての大きな転換点となる出来事だと思います。競馬は馬券が絡む以上、国籍より馬券になる騎手を受け入れやすい土壌があるので、他競技のような判官びいきにはならず、迎え撃つJRAの騎手は厳しいとは思いますが、堂々と迎え撃ってレベルを高めてほしいと思います。


ステイゴールドが急死、オルフェを輩出

驚きました。まだ早いだろう…と思ったのだけどもう21歳だったんですね。もう少し若いと勘違いしてました。種付けシーズンを前に亡くなったのは残念です。馬産地にとっても痛恨でしょう。ご冥福をお祈りします。

香港ヴァーズの時は中山競馬場で最終レース後にターフビジョンで中継するということで寒いスタンドに残って見ていました。ヴァーズはVTRだったと思うんですがそれでも興奮して周囲の人とハイタッチとかした記憶があります。そのくらい、なかなか勝ち切れないステイゴールドがG1で勝つというのは自分には驚きでした。
そして種牡馬での大成功は現役時代の驚きを上回るものでした。サンデーサイレンス以降、意外性のあるような馬の成功が少なくなっていた中で、予想を大きく上回る成功でした。ステイゴールドが三冠馬を輩出すると考えてた人が一体どのくらいいるのか。
エリートがエリートとして結果を出すことが多い近年の競馬の中で、異端の馬であったと思います。こういう山あり谷ありの競走馬生活をおくる馬がいてもいいし、競馬の人気にもつながる話でもあると思うんですよね。


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