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NHKマイルカップ雑感 [競馬]

朝から雨が降っていましたが本格化したのは午後。馬場としては稍重発表でしたが9Rの3勝クラスのマイル戦は1分33秒3で例年より1.5秒ほど遅く、重に近いくらいの含水はあったかもしれません。

本命はダノンタッチダウンにしていました。パドックでは仕上がっているように見えたので巻き返せるのではないかと思っていました。まあ道悪はなんとも言えないところでしたが。

フロムダスクやオールパルフェが前に行き、セッション、ユリーシャ、シングザットソングなどがついていく形となり2F目の10秒6を含み前半4Fは46秒3。今日の馬場では早かったのでしょう。先行勢は総崩れになりました。

直線に入ると外目からまずダノンタッチダウンが上がってきます。カルロヴェローチェもついてきますが伸び脚はさほどではなく後方勢に捉えられました。内からシャンパンカラー、馬場中程からオオバンブルマイが差してきて先頭争い。これにシャンパンカラーが決着をつけたところに大外からウンブライルが追い込んできますが頭差届かず。シャンパンカラーが戴冠しました。ダノンとカルロはこれら3頭のあとの4,5着。朝日杯馬ドルチェモアは前目につけたことが仇となったのか失速し12着。

今日はペースと位置取りで決まった感があります。そのなかでも後方内目につけてうまく抜け出してきた内田博幸がうまく乗ったと言っていいのではないでしょうか。ウンブライルは素晴らしい末脚でした。あと少し距離があれば逆転していたでしょう。オオバンブルマイはこの2頭にはやや劣り、ダノンとカルロは展開的に悲観する内容ではなく、どこかで逆転の目もあるのではないでしょうか。ただし現時点で上位馬が古馬を相手に勝負ができるかどうかはまだ判別し難いと思います。

ニュージーランドTが昨年に続きトライアルとして機能し、上位馬がこのレースの上位に来ました。ここ数年グレード降格問題がくすぶっていた同レースのG3降格は、大幅に遠のいたと言っていいのではないでしょうか。


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