SSブログ

有馬記念雑感 [競馬]

本命はスターズオンアースでした。おそらくタイトルホルダーの単騎逃げのスローで前に行かないと厳しくなるのはルメールならわかるはずで前に行ってくれると考えました。他に逃げるとすればハーパーあたりかなと考えていたのですが、まあそんなこんなでペースが速くなったら仕方ないかなと。

レースはそのスターズオンアースが好発を決めます。ハーパーも前に行く素振りを見せましたが、結局はタイトルホルダーがハナに立ちました。スターズオンアースはそれを見つつ2番手の内へ。1周目4角でその位置でしたので距離損は殆どなかったでしょう。さすがはルメールでこの時点でもう大負けはないと確信しました。

その後タイトルホルダーが差をつけましたが後続は慌てて追うことなく追走。4角でもまだ先頭でしたが徐々に差が詰まります。内からスターズオンアース、後方から外を追い上げたドウデュースが3番手、そのあとにシャフリヤール、ジャスティンパレスや3歳牡馬はようやく中団まで。ここからタイトルホルダーが粘りますが坂上でついにスターズオンアースとドウデュースが捉えますが、2頭の競り合いはその少し前にドウデュースが決着をつけていました。ドウデュースが復活の優勝となりました。

タイトルホルダーは序盤にハーパーやスターズオンアースが行く気を見せた関係で1000m60秒4とペースを落としきれませんでしたが、最後までよく踏ん張ったと思います。引退レースで昨年の強さを取り戻したかのような内容でした。スターズオンアースは想定していた通りの競馬をしてくれました。多少この馬にとってはペースは速くなったかもしれずドウデュースに負けたのはその分もあるかもしれません。ただ素晴らしい競馬をしてくれました。さすがルメールです。ジャスティンパレスは位置取りが後ろ過ぎたかなと思いますが、同じような競馬をしたドウデュースに上回る要素のない完敗。シャフリヤールは香港除外の影響もなくいい競馬をしたと思います。万全の準備だったらもっと上もあったかもしれませんね。ソールオリエンスとタスティエーラはあまり見せ場はありませんでした。2キロもらってのこの内容は世代レベルの差と言われても仕方ないでしょう。

ドウデュースは不本意なレースが秋は続いていましたが、今日は快勝といっていい内容でした。ドウデュースが来るならばスターズオンアースのようにある程度前に行く形になるかと思ってたのですが、まくっての勝利は意外でした。やはり強い馬ですね。戸崎が悪いわけではないのですが、今日の内容を見ると万全でユタカ騎乗でイクイノックスと戦わせてみたかったと思います。この先はどうするのかわかりませんが、もうどこを勝っても種牡馬としての価値が大きく変わることはなさそうですし、馬主の願いの通り武豊の望むところに挑むことになるのでしょう。



コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。