雑感

安倍元首相のご冥福をお祈りします。最初、Tweetが流れてきたのを見たときは何が起きたのか理解できませんでした。

日曜日の選挙を控えて、今日はいつかのように、選挙に行くか行かないかは関係なく言論の自由がありいつでも政治に文句をいうべきだ、でもそれ以上に一票の行使のほうが重いと思うので選挙に行くという話をあらためて書こうかなと思ってたのですが、今回の件はそうした我々の政治に対するスタンスの自由の根幹を揺るがすようなものとなってしまいました。決して許されないことです。

自分としては言論の自由は広く（あるいは甘く）考えていて、どんな悪罵であってもそれが文章や弁舌のうちは自由であり、ただし同じ文章や弁舌・あるいは法によって反論も逆襲もありうるしそれを受けなければならない責任もあるゆえの言論の自由だろうと思います。もちろんその主張に広範な支持を得たいのであれば可能な限りは品の良い表現にするべきだろうとは思いますが。ただし殴り合うのは言論であって、暴力に頼った瞬間にそれは否定するだけのものになります。

安倍氏の政治家としての業績については肯定・評価できる部分も、否定・批判できる部分もあり、また立ち位置によっても見え方は変わるものだと思いますが、いずれの評価も言論によってなされるべきであるはずで、その過程を端折って勝手に力で決めてしまうことは許されないことです。少なくとも見えている限りでは多くの人は政治的立ち位置を問わずそうした意識を持っているように思えますが、自分も今後もそうでありたいと思います。

頭の中がきちんと整理できているわけではありませんが、今回の件を経て考えて選挙に望みたいと思います。するしないまでも含めて選挙への参加もまた自由なので、どうあれ悔いのない選挙にしましょう。

（しばらくしたら本項は消すかもしれません）