エリザベス女王杯雑感 [競馬]
スイープトウショウの強さが際立ったという感じでしょうか。
・第30回エリザベス女王杯 京都芝2200m
1:スイープトウショウ 56池添 2.12.5
2:オースミハルカ 56川島 1/2
3:アドマイヤグルーヴ 56上村 2.1/2
4:ヤマニンシュクル 56四位 3/4
5Fが60秒と思ったより少しオースミハルカの逃げるペースは速く、その関係で大逃げの形になったけど、おそらくは最初に一気に離して中盤に落とす計算だったのでしょう。目論見どおり6F、7Fが遅くできてここで脚をためられたのがすばらしかった。後ろからとくにつめてくる動きもなく楽に直線を向いて逃げ切り体制。普通なら勝ちなんでしょうけど、牡馬相手にG1勝てる馬は持っている脚が抜きん出ていました。強いです。これはスイープをほめるべきでしょう。1着馬のRRは112くらいか。
で、ペース云々に限らずスイープの脚が切れるのはわかっていること、多少挟まれた感もありますがこの流れで最後方からの競馬をした私の本命ヤマニンアラバスタに勝ち目なんかあるわけない。右回りだと行こうとしてもだめなのかもしれませんけど、ちょっと不細工な競馬でした。同じようにエアメサイアももう少しやりようがあったと思います。スイープの上がり3F33.2、エアとアラバスタが3F33.4。後ろにいて決め手で負けてるのだから話にならない。
グルーヴは良く頑張ったと思うけど、今はこれが精一杯か。休み明けヤマニンシュクルは力のあるところを見せましたね。
でだ、川島は良く考えた好騎乗だったと思うけど、いつもいつも単騎の逃げ馬にこうも簡単に行かせる競馬は何とかならないのかね。この何年か、こういう競馬で誰かがつぶしに行くのを見たことがないんですが。みすみす好走させる前に誰か勝負に行ってほしいものです。
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