ジャパンカップ雑感

今年も10Rだった件について。いや、まあこのブログ見て11Rの馬券買っちまったじゃねえかって人はいないと思いますが。

第26回ジャパンカップ　　　　　　東京芝2,400ｍ
１：ディープインパクト　　　　　　57武豊　　　　　2.25.0
２：ドリームパスポート　　　　　55岩田　　　　　　　2
３：ウィジャボード　　　　　　　　55デットーリ　　　1/2
４：コスモバルク　　　　　　　　 57五十嵐　　　　　 1

パドックを見ている限りではウィジャボードが一番良く見えました。ついで、ディープ。私は多少不安あるように見えたのですが、友人は絶好調との見立て。ハーツは、多少覇気が無いように見え、ちょっと不安でした。馬券はハーツの単のみ。給料日後ということでそれなりに。

レースはコスモバルクが押し出されるようにハナへ。そんな展開では速くなろうはずもなく1,000ｍの通過は61秒1。一団のまま直線へ行くと、ハーツはここで手ごたえがなくなり終了。追いきりは良かったけれど、のどなりの影響か？コンディションはやはり良くなかったのかもしれません。コスモバルクが粘るところ外からディープインパクトが一気に差しきり。2着争いはドリームパスポートがコスモをかわし、ウィジャボードの猛追を抑えました。
コスモバルクはもう少し早目に動いていたら2着はあったかなと思います。待って決め手勝負になって少し劣りました。ドリームパスポートとウィジャボードの差は位置取りでしょうか。ウィジャボードは惜しくも3着でしたが遠征の疲れも感じさせず。いい馬ですね。

そしてディープ。空を飛ぶというほど楽勝には見えませんでしたが、それでも大外をぶん回しての快勝。最後方で折り合いに専念して、末脚を生かし切りました。やはり強いですね。まあ、引退まであと一戦無事で行って欲しいと思います。ただ、有馬は去年並みかそれ以上の大混雑になるんだろうなあ。それはうんざり。

以下は雑感以前のたわごとゆえ続きを読むの方に。ちょっと酔ってるので変な文章になってるのはご容赦いただきたい。

【1】
今日の場内の実況（たんぱ）はすこし違和感があった。たんぱはあまり特定の馬に肩入れしないのが良かったのだが。競馬がギャンブルである以上、ディープの勝利は「全ての競馬ファンが望んだ勝利」であるはずがない。無事であれとは思うけど。ディープ人気に居心地の悪さを感じるのは、上（ここではＪＲＡやマスコミ）が煽っているのを感じるからだろうか。巨人や阪神への反発と近いな。
【2】
スタンドで近くにいた学生風の集団が「絶対当たるのにディープ買わない人がいるなんて信じられない」と言っていた。似たようなことを前にどこかのブログとかでも見た記憶があるのですが、オッズを勘案して、あるいは思い入れがあって買わないこともある。そして、長く競馬を見てきてただひとつだけ言える真理がある。
「競馬に絶対はない」。
ディープの強さに惹かれて競馬を見始めた人たちがそう思えるまで、競馬ファンでいて欲しいと思います。