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有馬記念雑感 [競馬]

馬券的には過去20回の有馬記念歴で最低でした。

中山10R 第54回有馬記念(グランプリ:G1)  中山芝外2500m
1:ドリームジャーニー     57池添    2.30.0
2:ブエナビスタ          53横山典    1/2
3:エアシェイディ        57後藤      4
4:フォゲッタブル        55ルメール   頭

すんなりとリーチザクラウンがハナに立ち、さほど飛ばしているようには見えなかったので勝負になるのは先行勢だな、などと考えていたのですが、モニターに映った1000m通過タイム58.6という表示にびっくりすることとなりました。リーチザクラウンは速くみせない馬だなあなどと思ったのですが、いくらなんでもこれは速すぎます。先行勢は3コーナーを前に手応えが悪化、私の馬券はここで終わりました。ペースがありえない、ユタカがひどいとつい言ってしまうのは、伏線としてこの日は9Rまでほとんどスローで、先行勢で決まっていたためです。要は非常に追い込みにくい馬場に見えたので、いかなハイペースが多いリーチザクラウンとはいえ、そんなに速くはならないだろうし、ある程度落とすことで勝機が見えてくるだろうと考えるのではないかと思っていたのですが、その考えはあっさりと外れました。抑えなかったのか、抑えられなかったのか。リーチがマイラーだと強調するのは後者のエクスキューズなんじゃないかなと個人的には考えてます。いずれにしても昨日の7R以降のちぐはぐなユタカを見るとペースを読み支配する力(それこそがユタカが天下を取った理由だと思う)がかなり陰っているように見え、リーディングに負けたからというだけでなく、やはりユタカの時代の終わりの始まりじゃないかなと感じます。

直線に入り先行勢の後ろくらいにいたブエナビスタが先頭にたって踏ん張りますが、この流れでは当然追い込み有利ということで、3角では後ろから2番手にいたドリームジャーニーが追い込んで逆転。優勝となりました。優勝インタビューを聞くとかなり殊勝なコメントで友人は「池添も大人になった」と評してましたが、昨年のオークス優勝後の振る舞いで少し叩かれたことが彼を成長させたかもしれません。ハイペースによるごっつぁんゴールのような感じですが、ペースをうまく掴んだ勝利でした。そしてエアシェイディが3着。衰えを見せませんね。いい競馬をしました。

私の買ったアンライバルドは殿負け。いい位置かと思ったのですがこのペースであの位置では沈んで当然。ただ、いくらなんでも位置的にリーチとかテイエムプリキュアにまでぶっちぎられる負けというのは予想外で、なんか故障か、あるいは精神的に走れる状況にないとかそういう状態かもしれません。好きな血統だしPOGでも指名して思い入れも強いのですが、昨日の内容を見ると今後が不安です。

さてブエナビスタですが、今日は一番強い競馬をしました。ウォッカとかダスカに慣らされているけど、そもそも今年の3歳牝馬は牡馬に通用するのかと思ってたのですが、レッドディザイアといいこの馬といい通用するようですね。見損なっていました。まあ、展開的には今日は苦しくて、逆に安藤勝で前走までの競馬をしていたら楽勝してたのではないかと現場で友人と話していたのですが、横山典としては乗り替わりの経緯からしてもある程度位置を意識して競馬をする必要があったはずなので、この結果は責められないでしょう。騎乗自体は完璧で横山の今年の充実を示すものだったと思うし、馬の強さ自体は際立っていたと思います。…が、それを調教師が口にするのはちょっとマナー違反というか身も蓋もないですね。載ってるのは東スポくらいのようだけど記者の前で言っちゃ駄目ですよね。
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