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南九州ぐだぐだ紀行(その3) [旅行]

旅行記の続き。これで、最後まで行けるかな。

【25日】鹿児島中央→川内→鹿児島中央→枕崎→鹿児島中央→宮崎→志布志

この日は、まず鹿児島本線の末端部分を乗りつぶしに川内へ。冬休みに入って学生もいないだろうと思ってたのですが、いっぱい乗ってました。まだ冬休みではなかったのか、あるいは部活動か。まあ、一応座れたしたくさんの女子高生が乗っているのを見るのは眼福(
川内まで行ったあと新幹線で引き返し、指宿枕崎線へ。まずは観光特急「指宿のたまて箱」で指宿へ。

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これもベースはキハ40ですが大幅に改造され、海側の座席は外に向けて錦江湾と桜島の景色を十分に眺めることができるようになっています。車内販売の地元産のプリンも美味しかった。1時間ほどで指宿についたあと、乗り換えに30分ほど時間があったので足湯に浸かったりして次の列車を待ちます。ここからはJR最南端を経由して枕崎へ。

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JR最南端の駅、西大山。無人駅ですが、ここで撮影したりする時間がダイヤ上確保されているJR九州は素晴らしいと思います。この駅に来るために乗りに来る鉄道ファンがそんなにたくさんいるわけではないでしょうけど、その心遣いは鉄道ファンの支持にはつながると思うんですよね。

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沿線から見える開聞岳。標高は1000mもないですが、近くでみると稜線が綺麗で雄大です。

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枕崎駅に到達。最北端の稚内から1本で辿れる線路で最も遠い場所にあります。文字通りの終点駅。いつか来てみたかった駅であり、感慨はあります。もっとも、駅近くにスーパーマーケットや食事できる場所もあるので、四国の甲浦駅や海部駅のような本当になんにもないという終末感はありませんでしたが。

これでJRの東、北、南の果ては到達。あとは西の佐世保駅。佐世保には仕事の関係で長崎空港からバスで行ったことはあるのですが、鉄道では未達なのでいずれ行きたいと思います。

このあとは鹿児島中央に戻り、特急で宮崎へ。そこから日南線に乗り継いでこの日の宿泊場所である志布志まで。(駅舎は翌朝撮影)

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これも夜の乗車だったため、沿線の風景は見れず。途中まではそれなりに乗客もいましたが、南郷を過ぎた辺りから2両編成の列車に自分しか乗っていなかったように思います。翌朝の始発のための送り込みを兼ねているから客なしでもいいのかもしれませんけど、ローカル線の営業の厳しい現実がかいま見えます。


【26日】志布志→南宮崎→宮崎空港→博多
【27日】博多→東京

最初は志布志からバスで都城に出ようと考えていたのですが、少し寝坊したため日南線を折り返すことに。車窓には宮崎の海が広がる景色のいい場所もありました。やっぱりどうせ乗るなら明るい時間に乗りたいものですね。宮崎に戻って空港線を乗りつぶし、宮崎空港で昼飯を食べたあと、博多行き特急までの時間があったのでラウンドワン宮崎へ。

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ラウンドワンはどこに行ってもラウンドワンですね。特色がないのは、はたしていいんだか悪いんだか。

このあとは日豊本線を乗り通すため「にちりんシーガイア」で博多まで移動。今回の旅行では駅弁中心であまりお店に入って食事をしていなかったのでお寿司を食べてきてからホテルで就寝。翌27日はあまりすることも見当たらなかったので、早めの新幹線に切り替えて東京に帰って来ました。


まあ、こんなかんじで列車乗ってばかりの旅行でした。会社の人とかにこういう旅行の話をすると「ほんとうに楽しいのか」というような反応を受けたりしますが、当然自分にとっては初めて行く遠方の地に訪れるだけで楽しいです。ここまで鉄道乗りっぱなしの旅程になるのは自分の旅行の中でもなかなかないと思いますが、今後もいつか取れるであろう長期の休みのために、時刻表を見ながら旅行の計画を立てておこうと思います。



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