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照ノ富士優勝と夏場所雑感 [その他]

照ノ富士が夏場所で優勝を飾りました。今日は碧山をあっさり退けて3敗をキープ、結びの一番を待ちます。その結び、兄弟子日馬富士はうまく白鵬の懐に潜り込み目一杯押して寄り倒し。先場所援護できなかった分の借りを今場所は返して白鵬を破りました。この展開では優勝の喜びも倍増でしょう。これで直近3場所は33勝ですが、やはり優勝は大きいです。これで大関に推挙されることになりますが、先場所からの内容は明らかに現状の大関を上回っています。白鵬がこのまま終わるとも思えませんが、すぐに横綱も見えてくるのではないでしょうか。

今場所終盤の白鵬は精彩を欠きました。3年前に4敗した時は途中故障したためだったと思いますが、今場所は特にそういった報道もありませんでした。マスコミとの関係が悪化しているため表に出ないだけで、どこか故障でもしていたのかどうか。単独トップとなる8連覇が見えていたなかで優勝を逃しました。2度めのチャンスが来ただけでも空前絶後ではないかと思いますが、さすがに三度目はもうないかもしれませんね。

あとはまあ、稀勢の里がなあ。豪栄道や琴奨菊とはレベルが違いますし、近年の大関止まりの力士と比べてもレベルが低いとは思えないのですが、優勝は遠いしできそうな雰囲気もなかなか生まれてきません。朝青龍、白鵬という稀代の大横綱が君臨している時代で不運ではあるものの、日馬富士はそれでも6回優勝しているわけで、やっぱり精神力なんですかね。

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