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天皇賞ほか雑感 [競馬]

日本と香港でG1レース。どちらもスクリーンヒーロー産駒が1番人気でしたが、結果は明暗を分けました。


・天皇賞(春)はキタサンブラックが勝利。

カレンミロティックが逃げキタサンブラックが2番手につけると予想。ゆるいペースにはならないだろうと。そうなると展開的にも中段あたりから進めて抜け出しそうなゴールドアクターで堅いんじゃないかなと思い本命に。

結果的には展開は逆に。ユタカが逃げ1000m通過が61秒8、2000m通過が123秒5と12秒台後半の少し遅目のラップをコンスタントに刻んでいく平均ペース。このペース作りはペースを握り他馬も含めてコントロールしていく武豊の真骨頂でしょう。久しぶりに見た気がします。こうなるともうバテません。しかし遊ばせてもらったために十分な余力を残していたカレンミロティックが追い込み一旦は先頭に立ちます。昨年は最後に止まったのでこれはちょっと驚いたのですが、計算していたか馬が勝負根性を見せたのかキタサンブラックがゴール寸前で差し返しました。タイムや3着以下のパフォーマンスを見るに強い勝ちっぷりという印象はないですが、味のある勝ちっぷりだったと思います。

カレンミロティックの好走は驚きました。なかなか衰えませんね。3着以下の馬はシュヴァルグランは中団に構えていたらペースが遅くて伸び切れなかった感、トーホウジャッカルはよく追い込んできましたが最後に止まってしまい、タンタアレグリアは少し脚をあました感じがします。フェイムゲームも今日の展開で後方からではどうもできないでしょう。ゴールドアクターの最後の直線での失速は外枠だけでは説明できそうにないです。かなり入れ込んでいたみたいですが、その辺の影響でスローペースに消耗したのでしょうか。0秒8差だから着順ほど負けてはいないけど普通に伸びてくるかと思っていました。サウンズオブアースは去年に引き続いての完敗。世代限定の3000は大丈夫だったけど混合の3200ではもたないのかな。

しかし勝利者インタビューを見る限り今後もこの馬はユタカが乗るんですかね。また北村に戻ることはもうないのだろうか。


・モーリス、香港チャンピオンズマイル圧勝

向こうでも単勝1.55倍に推され不動の本命扱いだったようですが、その支持通りの競馬を見せつけました。早々に3番手の外に付け、直線に入ると先頭に並びかけあっさりと2馬身突き放しました。他馬が必死に追う中ほぼもったままで抜けだした実力は、もうアジアのマイルには敵がいません。これで7連勝で次走は安田記念でしょうが、その先に何を目標にするのでしょうか。


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