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ポケモン不思議のダンジョンレビュー [ゲーム]

朝起きたらポケモンになっていた。自分はヒトカゲになってたんですが、ヒトカゲはあんまりかわいくないのが残念。

さて、私はもともとゲームオタなんですが、QMAにはまって以降はすっかりコンシューマから離れていて、会社や出張の帰りにちょろっと出来る携帯機ばかりになってました。しかもそれも減る一方。そんな中で、久々に買った「ポケモン不思議のダンジョン青の救助隊」がようやくエンディングを迎えたのでちょっとレビューなどを書いてみる。クリアまで一月もかかってしまいましたが(15時間くらい)。

とりあえず、GBAソフトのデータを消すバグは論外ですが、回収、無償交換と、あとの対処は悪くなかったですね。同様の障害を起こしているPS2ソウルキャリバー3の対応がかなりひどいので、結果として任天堂の評判をあげているのがなんとも。自分はGBAのソフトを差してやるつもりはないので、交換はせず。

不思議のダンジョンシリーズはトルネコシリーズは全部やっていて、それとの対比になるのですが、多少ぬるいと感じました。一度も倒れないどころかピンチらしいものはほとんどありませんでした。まあ、エンディングまではこのゲームの場合序章ですからそこで判断するのも野暮ですが、やはり子供を意識してるのでしょうね。その一方で、ポケモンのしぐさとかそういった部分は実に良く出来ていると思います。過去作のどれよりもポケモン萌えーーとなるのではないでしょうか。
過去作は「トルネコ・シレンでやる不思議のダンジョン」でしたが、今回は「不思議のダンジョンでやるポケモン」なのでしょう。今後もダンジョン攻略というより、ダンジョンでポケモンを仲間にするほうが中心になりそうです。

ストーリーなんかはシンプルなものなのですが、いくつものダンジョンを越える逃避行なんかを通じて作ってきたものがあるからこそエンディングでは少ししんみり。文字での説明や豪華なグラフィックに頼らなくても感動というほど大げさではないけど、ゲームそのもので何かを与えるころは出来るという証明ではないかと。

それにしてもフシギダネのしぐさとかがかわいくてかわいくて(おまえいくつだとかいう突っ込みはしないのが大人の優しさというものです)。ポケモンスタジアムとかではそういう風には思わなかったんですが、今作の各ポケモンの造作というか動きはすばらしいです。それだけに、クリア後彼が迎えに来なくなってしまったのはちょっとさびしい。

全部のダンジョンを越えてないのでなんともいえないけど、シレンジャーといわれるヘビーダンジョン好きはちょっと物足りないかもしれません。でもポケモン好きはやっておくべきソフトだと思います。過去の関連作よりもずっとポケモンの動きがすばらしいです。マリオカートDSも出ましたが、私はもう少しポケモンの世界にいようかと思います。