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菊花賞雑感その他 [QMA15]

・コーフィールドカップ、メールドグラースが優勝

後方2番手に位置していたメールドグラースですが、3角辺りから外目を進出すると、直線は内に刺さりながらではあったものの鋭く伸びて一気に差し切りました。鮮やかな競馬で、これで5連勝でG1制覇。勝負になりそうとは思いましたが、ここまであっさり勝つとは思ってませんでした。

近年トレードや遠征でオーストラリアで結果を出す日本馬は多いですが、タイムは日本よりかかる傾向はありますが馬場が合うのでしょうか。このあとメルボルンカップへ向かうようで、この内容だとハンデもかなり負わされそうですが、デルタブルース以来の日本馬の優勝はなるでしょうか。


・英国チャンピオンステークス、ディアドラは3着

後方から追い込んできましたが前2頭には届かず3着。向こうの競馬に適応してずっといい競馬をしていますが、昨日はちょっと展開も向かなかったし勝ち馬も強かったです。マジカルは凱旋門賞から中1週での競馬でしたが疲れも見せずに先行から押し切る完勝でした。着差以上に強かったです。


・菊花賞はワールドプレミアが優勝、武豊はディープインパクト以来の菊花賞勝利

デムーロの乗るカウディーリョが逃げる展開。1000mごとに見ると62秒4-63秒6というペースで逃げていて、直線入ってもまだ手応えはあり、このまま逃げ切るかと思ったのですが、残り200で失速。うまくペースを落として逃げられたと思ったのですが、他の先行馬も残れていないので結果的にはペースが早かったのかもしれませんね。

4番手から競馬を進めた1番人気のヴェロックスでしたが、直線はそれほど伸びず。結果的には前に行ったことが失敗だったのかもしれません。中団以降の馬が直線で伸びてきて、なかでも中団で流れに乗ったワールドプレミアが直線で抜け出し、外からのサトノルークスの追い込みをしのいで優勝。ペースをうまく掴んで無駄なく抜け出したあたりは、さすがはユタカという競馬だったと思います。

馬券の方は、もう1回と思って今回もニシノデイジーを買いましたが、流石に人気になりすぎというか君たち勝浦のままなら単勝30倍くらいにしてたよねくらいの印象だったので、9着という結果もそんなものかなと思ってます。ルメールに乗り替わったからといって一気にG1で上位に来るほど、勝浦が決定的にへぐっていたわけでもないですしね。


京都の長距離といえば武豊のイメージですが、実に菊花賞優勝はディープインパクト以来14年ぶり。またローズキングダムのジャパンカップ以来9年ぶりのノーザンファーム生産馬でのG1優勝となりました。そういう意味でも50歳を超えて完全復活と言っていいんですかね。


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