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相撲ニュース雑感(10/12) [その他]

貴ノ富士が現役引退発表「協会とのやりとり疲れた」

ここまで粘ってたのは解雇されて法廷闘争するためなのかと思ってたのですが(引退だと不当性を争えなさそうなので)、ここに来て引退届を提出しました。

本人は相撲協会に失望したなど不満と未練がありありの様子。まあ、協会の取り組みが素晴らしいとは思えないし、また他の部屋でも似たような事例はあるのでしょうし「なぜ自分だけ」という気持ちを持つこと自体は仕方がないと思います。しかし、2回目だししかも伝わる限り単なる暴力ではなくパワハラ等の内容も含む悪質なもので、弁護の余地はないでしょう。協会も訴訟対策なのか甘い顔を見せず解雇すればよかったと思います。

協会に不満はあるけどそれでも相撲は続けたい協会は間違っていると言うなら、元師匠と一緒に新団体でも作ればいいんですよ。ネット上に多く見た貴ノ富士擁護の人たちが大挙して見に来てくれるんじゃないですかね。


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競馬ニュース雑感(10/12) [競馬]

・凱旋門賞

エネイブルは3連覇ならず。いつものように先団につけて押し切ろうとする競馬。ほぼほぼその目論見通りに行ったとは思いますがヴァルトガイストの切れ味に屈しました。3連覇は難しい。とはいえ最後まで王者らしい競馬だったと思います。いい仔を出してほしいですね。勝ったヴァルトガイストは前を見ながら外を進出して抜け出す内容でした。香港ではリスグラシューに負けたりしてましたがこの日は強かったです。

日本馬はフォレ賞の内容からキセキは厳しいだろうと思い、可能性があるならフィエールマンよりは中山で走れていたブラストワンピースと思ってました。レース自体は先行し勝った馬よりも道中は前にいたくらいでしたが、フィエールマンはフォルスの入口、ブラストワンピースもその後ほどなく遅れ始め、キセキも直線では伸びませんでした。なんの見せ場もなく力の差がありすぎましたね。

正直なところ菊花賞と春の天皇賞に勝ったくらいの馬が「パワーが足りない」とか言って勝ち馬から50馬身近くも遅れるとなると、もう根本的にこのレースは日本馬には合っていないとしか言えない気がするんですよね。キズナ4着とかオルフェーヴル以外も善戦していた頃がはるか昔のようです。これがロンシャン改修後に日本馬に合わなくなった結果なのか日本競馬がまた変わってきたのかはわかりませんが、また勝つための取り組みを変えていかないといけないのでしょうね。まあ、JRAとして取り組むべきことでもないように思うので、個々の馬主が、ということでいいと思いますけども。


・義騎手引退を発表

先週オーバーウェートで1ヶ月の騎乗停止。まあ、その事自体はこの競技のプロとして合ってはいけないことなので批判を浴びたことは仕方がないのですが、1ヶ月前は乗れていた斤量。今年は長期休養を挟んだりと万全に騎乗できていなかったなかでの処分だっただけに、心が折れてしまったんですかね。23歳は若いし決して下手でもなかったと思うのですが、彼を取り巻く状況はわからないので、ここでは残念とだけ。


・弥生賞にディープインパクト記念を冠することに

別にレース名にすること自体に不満はないし当然だと思うのだけど、他の三冠馬を差し置いてディープだけ死後直後にレース名にするから、何かと贔屓しすぎと言われるんだと思いますよ。冠名の問題と言うけどそんなに大層な問題なんですかね。

完全に弥生賞を消さなかったのはファンの反発に考慮したんでしょうか(当然自分もする。また弥生賞になったのは冠名を提供している報知=読売が望んだ可能性もあると思う)。ディープインパクトに円のあるレースで付けられるのがこのレースだけだったという解説もあったけど、これだけの実績馬だからシンザンやセントライトのように重賞競走を新設すればいいんですよ。そもそも重賞じゃなくてもリステッドやオープン特別の名称にもっと積極的に過去の名馬をつけていけばいいんですよ。アメリカはそんな感じだしね。JRAはケチケチすんな、むしろどんどん宣伝に使えばいいんですよ。


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