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平成18年度競馬番組発表 [競馬]

来年度のJRA競馬番組が発表されました。結構大きな変更もあるので、びっくりしました。
以下、主な変更に対する雑感。

・ヴィクトリアマイル(2回東京8日)創設
春に、あるいはマイルで牝馬G1というのは、ずいぶん前から案があったのでいずれは加えてくると思ってたんですが、正直あまり意義が感じられません。一応国際レースですが、海外の馬は時期的に来ないでしょうし(パート1実現のために海外馬のこない国際レースをたくさん作るというのは山野浩一氏の発言でしたっけ。その役には立ちそうですが)、日本は3歳で引退する馬も多くないから引退を先送りさせるという効果もないし、ローテ的には安田記念のステップから牝馬をはがすだけでしょうし、それならG2でいいでしょう。6週連続G1という興行上の思惑のほうが強いように思います。

・距離変更
北九州記念や京阪杯の距離を短くしてくるとは思いませんでした。他にもオーシャンS格上げなど考え違いかもしれませんが短距離優遇の変更が多い気がします。距離割増手当の削減目的でしょうか(笑)。個人的には京阪杯は有馬ルールPOGでの得意レース(過去10年で3勝2着2回)なので変更は終盤の死活問題です(笑)。北九州記念の距離短縮で小倉三冠はもう二度と出ないかもしれませんね。

・サマースプリント、サマー2000
後者のネーミングセンスはともかく、まあ、夏競馬を盛り上げようという企画はいいんじゃないでしょうか。思惑通りにたくさん出る馬がどのくらいいるかはわからないけど。森厩舎の馬とかたくさんでそうですね。

・条件戦改革
勝って同条件というのを排除するためのものですが、これは賛成。番組賞金の仕組みがわかりにくいですからね。競馬はじめたころは誰だって新聞見て500万下なのに800万の馬がいることに疑問を抱くはずですから、勝利数で所属クラスが決まる今回の変更は歓迎です。
レース数的には、現在の1600万下がオープンになるイメージでしょうか。

・転入条件を厳しく
地方場の中央転入の賞金条件を厳しくしています。まあ、地方で一つ勝って中央に戻ってくる馬が多く、しかしたいした成績を中央では残せてないことを考えると、これでいいとは思うんですが、この制度は主としてクラブ馬主が多く活用してますから、既存馬主からの改正圧力があったのかもしれません。

個人的には全般的に賞典削減を意識した番組であるように思います。JRAも必死だなという思いですが、これで売り上げアップにつながるかどうかはなんともいえないところです。短距離優遇はそんなにしなくてもいいんじゃないかと思うんですけどねえ。


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