エリザベス女王杯雑感 [競馬]
もったいないとしか言いようがないです。
・第31回エリザベス女王杯 京都芝2,200m
1:フサイチパンドラ 54福永 2.11.6(1.1/2)
2:スイープトウショウ 56池添 クビ
3:ディアデラノビア 56岩田 クビ
4:アサヒライジング 54柴田善 クビ
12:カワカミプリンセス 54本田 2.11.4(1位入線降着)
先手争いで我を忘れたか、シェルズレイが5F57秒4と猛烈なハイペース。前にいった馬は非常に厳しくなりました。捕まえに行ったアドマイヤキッスも直線では脚が一杯。差し馬勢の争いとなった競馬は、一歩前で仕掛けたカワカミプリンセスが一気に抜け出し、フサイチパンドラをとらえ、スイープトウショウやディアデラノビアを追撃を悠々抑えました。展開がはまったというのもありますが、スイープよりも自在で立ち回れるという点で1枚上でした。牝馬ではしばらくこの馬の天下が続くでしょう。次走有馬記念に行くかはわかりませんが、牡馬との対戦が楽しみです。
…と思ったところで、降着決定。先ほどJRAのHPのパトロールビデオを見てきましたが(いい世の中になったものだ)、接触寸前だし、ヤマニンシュクルが落馬寸前になっているので仕方ないかな。レース見てたときには、降着まではないかなと思いましたが。まあ、「ユタカとかには甘いのに本田ならJRA容赦ねえな」と思ったのも事実ですがw、内によれているのに左ムチを当て続けたこと、接触の前後で周囲をほとんど見ていないという所作のほうの問題で降着まで至ったのでしょうか。いずれにしてもG1での1着降着は91年天皇賞秋のメジロマックイーン以来の珍事となりました。こういう形で無敗が途切れたのは残念です。
フサイチパンドラはそつなく乗りましたが、カワカミとは差があった。ただ、位置取りも良くてスイープを完封。これで幸運が転がり込んできました。スイープトウショウは中一週でも良く仕上がって落ち着いても居たと思いますが、完全ではなかったか。2キロ差も末脚勝負の中で多少不利だったか。もう一回、どこかで見られるでしょうか。
PO指名馬アドマイヤキッスは、ずっとこういう競馬をしてきてくれればよかったのにというレースでしたが、今日は自分で追いかける形になって厳しかったですね。まあ、それでも1年良く頑張ってきてくれたと思います。
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