SSブログ

オークス雑感 [競馬]

書き忘れたけど、先週のヴィクトリアマイル。ドバイで負けて衰えとか、展開がどうだと理由をつけてウオッカを本命にせずに見てましたが、ウオッカはやはりウオッカでありまして、そりゃまともに走ったら牝馬相手に負けるわけはないですね。牡馬含めた現役馬で東京マイルだったら一番強いといっても過言ではないし。ただ、7馬身ちぎったからというわけではないのですが、正直2着以下があの内容では、やっぱりこのレースのG1格にについては疑義を持たざるを得ないですね。

で、今週はオークスでした。中山の場外で見てたのだけど、ゴール近くのターフビジョンが工事で撤去されててビジョンがひとつになってました。秋にはでかいやつが出来るのでしょうけど。

東京11R 優駿牝馬(第70回オークス Japanese Oaks:Jpn1) 芝2,400m
1:ブエナビスタ       55安藤勝      2.26.1
2:レッドディザイア     55四位         ハナ
3:ジェルミナル       55福永          3
4:ブロードストリート    55藤田        1.3/4


桜花賞の内容から見て上位2頭は相当強いとは思ってたのですが、断然人気を本命にしても面白くないので一応本命にはせず。スローと見て先団勢で決め手のある馬の中からブロードストリートを選んで軽めに買って観戦。

オークスのときは雨が振ったり止んだりだったようですが、朝の雨で馬場は少し時計がかかっていたみたいですね。最初の1000mが61秒というのは、9Rの1000万下が63秒台だったことを考えるとちょっと早かったのかな。これは柴田善のデリキットピースが前に行ってヴィーヴァヴォドカにプレッシャーをかけたからというのもありますが。それでも、例年に比してそれほど速いわけでもないペースで中団にいるレッドディザイアに対してブエナビスタは後ろから3番目くらいの位置取り。なんとなく桜花賞と同様の展開がよぎります。果たして届くのか。その位置取りは変わらず直線へ。
レッドディザイアは効率よくコーナーを回って、馬群もすぐに捌いて抜け出しにかかります。一方のブエナビスタは大外でエンジンがかかり始めたくらい。その他の馬は遅れて完全に2頭の競馬になったもののまだ差があったので、これは流石にレッドディザイアの勝ちかなと思ったのですが、一完歩ずつ追い詰めて最後はハナ差だけ差しきりました。上がりの600mは33秒6。圧巻です。これで二冠達成、ジュベナイルフィリーズも合わせて3つ目のG1勝ち。レッドディザイアも34秒2で上がっているのですが、相手が悪かったですね。
今回も四位は完璧な競馬でした。ただ、もう少し馬を前において脚を溜めたかったみたいですね。その意味ではすんなり前が開いたのは運がなかったし、レッドディザイアを相手に壁を作れるほど他の馬に力がなかったというのも運がなかったか。一方のブエナビスタは、直線でも進路に迷い最もロスの多いコース取り。今回もほめられた騎乗ではありません。アンカツも流石に余裕がなくて目一杯追ってましたが、届いてしまうあたりがこの馬の高い能力なのでしょう。3着以下は上位2頭とはかなりの差がありますね。

さて、ブエナビスタが海外遠征を選択しなければ(多分しないと思うのですが)、3冠をかけ秋に再戦となります。騎乗の内容はレッドディザイアのほうがかなりいいので、馬の実力自体はブエナビスタのほうが上ではありますが、両馬の着差は徐々に詰まってはいます。果たしてどうなるでしょうか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0