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ドバイワールドカップ雑感 [競馬]

・第16回ドバイワールドカップ

ヴィクトワールピサが優勝、トランセンドが2着ということで、日本馬初のV、そしてワンツーとなりました。ピサかブエナのどちらかで何とかならないかと思っていたのですが、やはり嬉しい勝利。ライブで見たかったなあ。
展開的にはすんなりトランセンドがハナに立ちゆるいペースを作ります。各馬が動かない中、向こう正面でヴィクトワールピサのデムーロだけが最後方からまくって前に。そのまま直線に向いてトランセンドを競り落して優勝となりました。あそこでまくったデムーロの好騎乗でした。一歩間違えば叩かれていたでしょうが、ブエナビスタを意識したのか、他馬がみんな仕掛けが遅かったのも功を奏した感があります。
トランセンドは正直ここで通用すると思ってませんでした。オールウェザーへの適性も十分にあったようです。直線ではあるいはと思わせる手応えでした。あの位置にヴィクトワールがいなければもしかしたらとも思うし、逆にいた事でケープブランコなどの競り込みを封じることができたのかもしれないと思う。いずれにしても全力を尽くした2着でしょう。素晴らしい内容でした。
ブエナビスタは、ちょっと行き場をなくしたりして不運な面がありました…というかムーアの騎乗はいまいちでした。ただ外に出してからの伸びも今一つで、国内での確実な伸びを考えるとオールウェザーへの適性はいまいちだったのかも。


・ドバイシーマクラシック
ルーラーシップは序盤折り合いを欠き、仕方なくという感じで先頭へ。そこからは折り合って直線も良く粘りましたが最後力尽きました。結果は6着。今回は序盤がすべてで、逃げ戦法は悪くないと思うのですが最初からだったらどうだったかなと思います。力は十分通用すると思いますので、そのあたりを鍛えてもう一度挑戦という感じですかね。



日本人騎手の優勝も見たかったというのも全くないわけではないですが(特に藤田騎手は私は割と贔屓しているので)、インタビューでデムーロが泣きながら「日本のために勝ちたかった」とか言ってくれるとやっぱりうれしいものはあります。もちろん日本の競馬史的に大きな意義のある記念碑的な勝利なのですが、今、日本馬が勝って良かったと思います。
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