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秋G1振り返り(その3) [競馬]

・阪神ジュベナイルフィリーズ

4F47秒7と、さほど早くないペースでしたが先行勢は崩れ、中団にいた馬たちの追い比べになりました。この流れで9着と沈んだ1番人気のロックディスタウンはちょっと残念な内容。さて、直線で先に抜け出したのはリリーノーブルでしたが、満を持して外から追い込んだラッキーライラックが残り50mくらいで捉えて差し切り勝ち。石橋脩の仕掛けるタイミングが上手かったと思います。自分の本命はマウレアでしたが、末脚で見劣り3着まででした。
オルフェーヴル産駒は初年度からの2歳G1を制しました。やや当たりハズレが激しい傾向はありますが、2歳でも十分行ける仕上がりの早さと、G1を取れるポテンシャルを早くも証明しました。今後も安泰でしょう。


・香港競馬
主に日本馬についてだけ。
ヴァーズは2番手から直線入り口で先頭に立って押し切ったハイランドリールが強かったです。これで引退ですがまだまだ衰えたという感じはありません。新旧BCターフ馬に追いすがって3着のトーセンバジルは大健闘でした。キセキはいいところなく惨敗。菊花賞の疲れが残っていたのかもしれませんが、出遅れからの大外ぶんまわしでは最後にバテるのは当たり前でしょう。
スプリントの日本馬はいいところがありませんでしたが、22キロ減と大きく馬体を減らしたレッツゴードンキは、最後の追い込みを見ると万全の状態なら首位争いで来てたかもしれませんね。
マイルのサトノアラジンは最後方から追走してまくろうとしましたが、直線は失速して11着。こんな競馬ではどうあれ上位争いは無理でしょう。これで引退ですが、安田記念を勝ちはしたものの大成しきれなかった印象です。
カップの日本馬は3頭出走して3~5着に収まりました。この中だと、直線で追いづらそうだったネオリアリズムはもう少し着差を詰められそうですが、ワイムワープやワーザーには及ばなかったと思います。ステファノス、スマートレイアーもそれなりには走っていますが、勝つのは遠かった。


・朝日杯フューチュリティS

4F47秒1は平均のペースだと思いますが、ダノンプレミアムはこの流れを3番手で追走しながら上がり3F最速の33秒6でまとめました。これでは後続はどうにもなりません。圧勝と言っていいでしょう。ワグネリアンなどここを使わなかった別路線組もいますがまずはクラシック戦線の先頭に立ちました。
2着争いはタワーオブロンドンをステルヴィオがかわして制しました。ステルヴィオは距離が伸びて良さそうなレース内容だったと思うので、2000m以上でまたダノンプレミアムに挑んでほしいところです。タワーオブロンドンは血統的には距離は大丈夫だと思ってたのですが、伸びを欠いた直線を見るにやはり言われているとおりもう少し短い距離のほうがいいのでしょう。


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