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宝塚記念雑感 [競馬]

宝塚記念でフルゲートというのは珍しく、2010年以来10年ぶりです。今年はコロナウィルスの影響で海外への遠征が難しいことが頭数の増えた要因としてあるのかもしれませんね。まあ、アドマイヤアルバのようになにしに出てきたというような馬がいたというのもありますが(とはいえ昔は枠空いていたら準オープンの馬とかが平気でG1出てましたけどね、本当はそれでいいと思うんですよ)。西村にG1乗せてやりたかったんでしょうか。

レースの方は、トーセンスーリヤの逃げにワグネリアンやペルシアンナイトがついていく展開。ラッキーライラックは5番手、サートゥルナーリアは中団。ペースそんなに早くならないと考えてたのですが、1000m通過は60秒ちょうど。並のペースかと思いましたが、結果的には稍重という字面よりも馬場は水分を含んでいたようで早かったのでしょう。先行馬は苦しくなりました。

まず仕掛けたのはラッキーライラックでしたが直線に入ると伸びを欠き、その後ろから来ていたクロノジェネシスが先頭に立ちます。先行勢は残れずに崩れ、中団より後ろにいた馬たちが追い込んできますが、脚色は前にいたクロノジェネシスのほうが上。更に差を広げられる形になりました。結局6馬身差をつけて圧勝。追い込み勢の争いを制したキセキが2着、サートゥルナーリアは伸びきれずに4着。

昨年のリスグラシューに続き今年も牝馬が強い勝ち方をしました。秋にどこを使うかはわかりませんが、アーモンドアイの8つ目のタイトルの前に大きく立ちはだかりそうです。キセキは今日くらい馬場が悪いと他馬にアドバンテージを取れるのでしょう。いい走りを見せました。モズベッロは大健闘かつ池添の好騎乗。サートゥルナーリアはルメールは距離も長いとのコメント。まあ、普通なら2200は問題ないのでしょうが、馬場もあって苦しかったのかもしれませんね。


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