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優駿牝馬雑感 [競馬]

桜花賞のときに想定したようにオークスも混戦、ある程度前に行きそうな馬が揃いペースが上がりそうなこと、昨日今日と内枠があまり伸びず外のノビが良いことを考えると、展開がはまりそうなのは大外のスターズオンアースではないかということでまずはここから。あとは、思い入れがあるのでスタニングローズからですが、パドックを見る限りかなりよく見えたので一応おまけという感じではありませんでした(4番手の評価)。

レース前にサウンドビバーチェが放馬し除外となり、スタートが15分遅延。これはラブパイローに蹴られたもののようで、除外自体は仕方ないところです。ただ、ここで待たされたことで影響が出た馬もいるでしょう。

ニシノラブウインクが仕掛けてハナを切り、パーソナルハイ、アートハウスがついていく。スタニングローズはその後ろ、ナミュールは中団の内、スターズオンアースは中団の外、サークルオブライフは後方。1000mの通過は60秒6で、昨日の雨の影響を考えると遅くはないかなという展開。ただ2F目が11秒0、3F目が11秒9のあとは12秒台が並び、比較的前の馬が脚を残せる展開になりました。その意味ではサークルオブライフは万事休す。

直線に入るとアートハウスが馬場の真ん中辺りから先頭に立ちますが、その外からじわじわと差を詰めるスタニングローズ。手応え的には差しきれそうな感じで勝ったかと思いましたが、外から一気にスターズオンアースが伸びてきます。うちに入ったナミュールも伸びてきますが前2頭には及ばず。ラストの追い合いで突き抜けたスターズオンアースが二冠を達成しました。

血統表を見て多少距離に不安はあるかもと思っていたのですが問題なかったようです。桜花賞と異なり前が壁になることもなく、脚元のよい外をスムーズに回したルメールの会心の騎乗ではありますが、馬自体も鮮やかな末脚で今日の内容は完勝といっていいでしょう。三冠も見えてきたと思います。スタニングローズはこの一族らしいしぶとい末脚と2着力を発揮しました。薔薇一族では久々のG1クラスでの活躍馬ということで今後が楽しみです。ナミュールは桜花賞の惨敗から立て直してきましたが、距離の壁もあったか。ただ2000の秋華賞は今日よりも向いているはずで最後の一冠に向けては良い結果だたと言えるでしょうか。サークルオブライフは待たされたことでイライラしてレースにならなかったとのこと。そうであるなら今日の内容は度外視してもいいのではないでしょうか。

秋華賞に向けては、今日の内容はスターズオンアースがかなり強いと思わせるものでしたが、まだ確定とはいえないでしょう。今回の上位+サークルオブライフは引き続き上位争いをしていくと思います。


個人的には久しぶりに自分の予想と思い入れがしっかり噛み合っていい馬券を取れました。正直、馬連はもっと倍率高くなると思ってたんですけどね。とはいえ美味しいものを食べられるくらいには久しぶりにしっかりしたあぶく銭がいただけたので良かったです。たまにはこういうことがないとね。


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