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アステリズム雑感 [ゲーム]

左にバナーの貼ってある「アステリズム」というエロゲの感想など。
仕事が忙しかったこともあってずっと途中で止まってたのですが、ようやく終わったのでちょっと書いてみます。

一部ネタバレしてますので今後やってみようという人はあんまり見ないほうがいいかも。なるべくネタバレしないようにと考えたけど、正直自分にはそこまでの技量が無いです。



【ゲーム構成】

サブヒロインに分岐するのを除いて義姉である名月をヒロインとする完全一本道なので、ゲームシステムについて特に語る点はないです。まあ、元々「お姉ちゃん一途萌え」と言っていたわけで、そのとおりの構成ではあったかと。


【システム面】

スキップ時の足回りとかその他コンフィグ関係とかは特に問題なく快適だったと思います。


【震災設定について】

製作開始は震災前とはいえ、仙台や石巻を舞台のモデルとし、なおかつ大震災があったという舞台設定の作品ということで、発売前から各種媒体でも相当気を遣って広報を行なっていましたが、プレーした感じではそれほど気になりませんでした。かなり慎重にシナリオを書いたのだと思います。もちろん被災地のプレーヤーの感じ方は私とは違うかもしれませんから、一概に大した描写じゃないということは言ってはいけない事かもしれませんね。


【ストーリー】

面白くなかった、ということはないです。張られていた伏線はほぼ回収していると思いますし、第1章は長いと感じましたけど第2章以降はテンポも上がり面白くなってきました。ただストーリー内の時間が1ヶ月程度ということで、主人公と名月あるいはサブヒロインである美々や九厘とひかれあう過程が急すぎるかなと。また、名月や主人公がかかる病気とか、タイムパラドックスの扱いが気になりました。ストーリーをあるべきところに持っていく方法としては強引というかちょっとご都合主義的じゃないかと。その辺もう少しうまく騙してほしかったかな。


【お姉ちゃん一途萌え】

このお話は名月という女性を一途に追いかけていくお話であるのですが、「お姉ちゃん」という意味ではやや弱くて、現代の年上の名月とラブラブな時期はごく僅かなんですね。作中の主人公にとっては過去の名月も姉なのでしょうが、個人的にはその点はちょっと物足りない。せめてエピローグ後にもう一エピソードくらい欲しかったかな。


・総括

色々惜しいなという印象。それぞれのキャラは魅力もあるし。ただ、ストーリーのところに書いた点で、自分としてはこのゲームの中に入りきれなかったかなという印象が残りました。あとはまあ、お姉ちゃん一途萌えというんだから、文字通りのお姉ちゃんともう少しラブラブにさせろよというところで、次回作に期待したいと思います。

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