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藤田騎手引退ほか [競馬]

藤田騎手引退

日曜日の札幌競馬での騎乗終了後、藤田騎手がJRAに免許取り消し申請を提出。受理されて引退となりました。どうもそういう噂はあったようですが、自分は全く知らなかったので唐突な引退にびっくりしました。騎手の一分を書いたあたりからそろそろやめる気なのかなとは思ってましたが、こんなタイミングとは思っても見ませんでした。

特別模範騎手のタイトルが示す通り、レースにおいてフェアで、まっすぐに馬を追うことが出来、勝負度胸が座っているという点で中穴志向の自分には非常に頼りになるジョッキーでした。また、ブログでのファンへの発信、裁決などルールのあり方への発言や、ばんえい競馬のJRAジョッキーデーの企画を立ち上げるなど、やることの全てが正しいと言うつもりはありませんが、彼は彼なりに競馬のことを考えていたと思います。そこはもっと評価されていいと私は思っています。一方で飲食店でのトラブルや若手騎手への指導という名の恫喝とか、否定評価となる部分ももちろんあります。人によって評価の振れ幅の激しい人ではあるでしょう。

競馬界には残らないようですが、どんなにメッセージに未練がないと書いてあってもやはり彼の競馬への思いはあるというように感じます。引退の理由にしたエージェントも、そういう置き土産のひとつでしょう。しばらく時間を置いてもいいので、また競馬について発言は残して欲しいと思います。お疲れ様でした。


・エージェント

野球でもサッカーでも代理人があるように、ジョッキーが煩わしい事務までしないですむようになるわけで、制度自体は正しいし、実力のある代理人が融通を利かすのもある程度しょうがないかなと思うのですが、それを記者やトラックマンが行使するのはやはり問題があるかなと思います。問題になりそうなのは、

・騎手や調教師からJRAの職員にまで課されている馬券購入禁止義務がかけられていない
・上に関連して、記事による騎手の評判などのコントロールが可能
・マスコミということで半ば特権的にトレセンなど競馬施設で接触できる
・そしてそういう人間がいることがあまり一般に知らされていない

このあたりですかね。いずれにしても、JRAはあり方を少し考えたほうがいいように思います。それにしても、エージェントにしろ、エージェントを使った騎手と馬の囲い込みもオリジナルは岡部だと思うんだけど、エージェントの解説記事を書いてる新聞社も06年の公式導入からしか書かずそれ以前には触れないのは、公式導入以前はなかったことにしたいのでしょうかね。


・フジテレビ吉田アナ退社

競馬だけでなく他のスポーツでもちゃんと勉強してしっかり落ち着いた実況ができる実力のあるアナウンサーだったと思うんですけど残念です。現場にいられなくなる昇進人事でもあったんでしょうか。どこかで実況を続けて欲しいと思うのですが。それにしても、フジテレビの実況はかつては民放では断然の高レベルだったと思うのですが、青島吉田あたりの世代より下のスポーツアナが全く育ってない印象です。吉田アナまで抜けてしまうとかなり心配ですね。


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