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ドラゴンクエスト4雑感 [ゲーム]

ドラクエのネタバレ含む雑感(つうか今回のプレー以前から思ってたことでもありますが)。年末に他の今年プレーした作品とあわせてもう少し追記するかもしれませんが、ひとまず。バリバリにネタバレしてますので、それを厭う人は見ないこと推奨。

DQ4、テンポも良く楽しめました。もちろん何度もやっているので新しさはないのですが、いい移植だと思います。やったことない人は是非というところです。仲間たちのコメントがしゃべりすぎなのが気になるところですが。PS版もこんなでしたっけ…。あまり個性をゲーム中で際立たせないのがDQのいいところだと思うんですけどね。

クリアしたあとの6章はPSでもやったので、もういいかなと思ってます。正直6章は蛇足。もっといえば5章のエンディングのラストも1人ではじまりの村に戻ってきてたたずんでいるシーンのあとはいらないような気がする。主人公もピサロもそれぞれの喪失と孤独を背負い、人間と魔族のどちらが悪とも言い切れない、もしかしたら分かり合えるかもしれない、けど戦わなくてはならない無常観みたいなものがDQ4のストーリーの核なんだろうし。まあ、そんな終わり方だと流石に救いがないかもしれないけど。

でも、主人公は孤独なのだと感じる。それは帰る場所がある導かれし7人の仲間では本当は癒せないものなのではなかったろうか。だからこそ、主人公ははじまりの村に一人で帰っていくのだろう。

理不尽に育ての親を失い運命に追い立てられる主人公。戦いが終われば他の仲間はやがてもとの場所に帰っていくが、主人公にはもうない。実の父母は生きている(主人公は知らないが)けど会うことは出来ない。向こうも名乗ることも出来ない。でもずっと見守っていた。ゲーム中の主人公は気付いていない様に感じるのだけど、プレーヤーにはそれがわかる。気付けないゆえの孤独(だからといって天空に残るべきだとは思わないけど)。だから、このシーンはDQシリーズの中でも屈指の切なさで、私は好きです。

親の思いは偉大なのでしょう。たぶん。


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