SSブログ

今年プレーしたゲームの雑感(その2) [ゲーム]

んで、その2。以下のゲームに関するネタバレ等ありますので、本文は続きを読むの方へ。

・ダービースタリオンDS
・Lの季節2-invisible memories-
・ファイアーエムブレム 新暗黒竜と光の剣
・クイズマジックアカデミーDS


・ダービースタリオンDS(DS/エンターブレイン) プレー時間45時間

おなじみのシリーズの最新作。GBA版で感じたような画面遷移のストレスはほとんどなくサクサクと動いていました。とにかくひたすらに反復作業をするゲームですから、このあたりでストレスを感じるようでは話しになりませんので、このあたりは良かったです。ただ、こまごまとおかしな部分はあって、パドックで自分の馬以外を飛ばせないとか、放牧中の馬の馬体重を見ることができないとか、プレーするにあたって過去作で出来ていたことができなくなっていたりというものもありました。この辺、あえて削る意味がないと思うんですけどね。DSの容量に引っかかって削らざるを得ないとかならしょうがないと思うんですが…。
そして最大の問題は追い込み偏重のレース仕様でしょう。ディープインパクトを最強にしないといけないから、追い込み重視になるというのは発売前から言われていましたが、ここまで極端になると思いませんでした。なにせ、先行させるとまず直線で止まりますから。よほど力の違いがないと、先行した時点でアウト。常に後方待機を指示する必要があります。また、それはそれで当然馬群が捌けないこともありますから、レースを見る意味を感じません。
時期的に他にやるゲームもなかったのである程度やりましたけど、全部G1を取るとかそういうレベルまでやりこむ気にはなりませんでした。このレース仕様は次回以降見直されるものと思います。

・Lの季節2-Invisible memories-(PS2/5pb) プレー時間27時間

作者買い。この前作をなんとなく手にとって以来トンキンハウスのノベルゲーをずっと買っていたのですが、トンキンのゲーム撤退に伴いスタッフが移籍し、そこで続編を作るということで買いました。いまさら9年も前の(それもストーリー的には完結していた)ゲームの続編作るなら、新作つくりゃいいのにとも思うんですが。
ストーリーとかに踏み込むときりがない(というか以前一度書いたけど思い入れが出すぎてまとまりがないので眠らせてます)ので省略。前作知らなくても楽しめる程度にメインのストーリーは良く出来ているのですが、前作知らないと100%は楽しめないだろうなという意味では「良く出来た続編」以上の評価にはならないだろうなあと。たとえば、ストーリー全体の鍵を握る前作のヒロインに「大事にしているものはなにか」と聞くシーンがあり、「大事な人にもらったぬいぐるみ」と応えるシーンがある。前作を知らないと、この世間に無関心そうなこのキャラの答えは「ふーん、意外だな」くらいで終わるのだけど、前作を知っていると、このぬいぐるみが前作の主人公にもらったもので、メインヒロインのルートを進みながら何かあってエンディングに至れず今があるのだろうなとわかる。この前後で、いまでも前作主人公に思いを寄せているのはわかるから、このシーンは割りと切ないシーンなのだけど、それは前作を知らないとわからない。こういうストーリーの描き方を随所にしているので、前作をしていない人には薦めにくいなという気がします。
まあ、あとは各シナリオ間でせめてイメージの統一は図って欲しかったなと。ストーリーの出来の良し悪しはともかく鵜野森シナリオのイメージの破綻っぷりは非常に残念でした。シナリオちょっと読めばおかしいのがわかりそうなのが、音声収録するまでわからなかったあたりに予算とスケジュールの少なさを感じますが、昨今のギャルゲ市場の冷え込みっぷりではやむを得ないところかもしれません。


・ファイアーエムブレム 新暗黒竜と光の剣(DS/任天堂)  プレー時間18時間

途中でやめました。別につまらないわけではなく、各ユニットを別の職種に変更できるとか新たな要素も追加され、いい出来だとは思うのですが。
SRPGというかFEが難しすぎるという声は以前からあったわけですが、FEは特に死んだらリセットのイメージの強い作品です。このイメージを変えるべく、今作は大胆な演出を用いてきました。それが、序章のユニットをおとりにして犠牲にするシーンが象徴していると思います。誰か1人を犠牲にしなければ、ゲーム上で必ず全滅します。そのユニットはそこでロストになり当然帰ってきません。このあとの本編では、キャラをロストしても補充するイベント(章外伝)がシナリオつきでときどき発生しますから、任天堂としてはロストを恐れることなく、リセットせずに進んで欲しいのでしょう。ロストなしで進むにはかなりストイックなプレーが必要になりますから。
もちろんこういった意向はわかります。「RPGのドラマはシナリオではなく、【HP少ないし薬草もないけどもう少し探検しよう、思ってたら死んじゃった】という偶然性にこそある」というのは正しいと思いますし。でも、ゲームの全てを楽しむにはロストしなければならないが、上級者ほど外伝が見れないし、わざとロストする必要もあります。そして、それを多くのファンが存在する暗黒竜と光の剣でやるべきではなかったのではないかと思うんですよね。要はあれだ、「シナリオを見るためとはいえ、オレにチキを殺せというのか!」という部分にどうしても引っかかりを覚えてしまうのですよね。というわけで、次のオリジナルの新作に期待しています。

・クイズマジックアカデミーDS(DS/コナミデジタルエンタテインメント) プレイ時間50時間

まあ、少しずつ語ってきてますのであんまり改めて書くこともないんですが。予習ツールとしてはラン4バグが、一般人が楽しむにはアカデミーモードの予習バグが痛かったですね。修正版は発売されましたけど、直るまで発売を待てなかったのかなというのが全てです。
とはいえ、オンライン対戦も友人間の対戦も十分に楽しめましたし、それなりに良く出来ていたとは思います。そのうち2も出るのでしょうから、一応期待して待っています。

…ただ、アカデミーモードのストーリーからするとライラはQMA6には出ないんだろうなー。アカデミーモードはユリとルキアがいい感じでバカっぽいのが良かったです。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0